2021/11/01
わたしの中に、遠ざかりつつあったクラシックがまた戻って来ました。
ある出来事をきっかけに、自分の音楽に対する気持ちと思考がぐるぐる巡った先週1週間。
本当はどうしたいの?
自分の声も聞こえなくなってしまった。
どうしたいのかより、どうすべきかが先に出てきて…
おそらく、音楽を勝手にクラシックとそれ以外で分けていて、自分にはどっちが向いているか?どっちならできるか?とジャッジしていたように思います。
久しぶりに苦しみました。
右腕が痛くて、テニス肘と診断されてからこの1年本気で弾かなかったピアノ。1時間以上弾くと痛くなる。
いつの間にか、腕の痛みを言い訳にして、どうせクラシックはもう弾けないやって諦めていました。
でも、久しぶりにクラシックの演奏会に行って、美しさに心がときめきました。
演奏家の方が、作品の解説をされた時「音楽っていいなぁって感じる曲」って言われて、はっ!としました。
帰ってすぐにピアノを弾きました。
もう痛くなってもいいから、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、ブラームス弾いてみたら、わたしの細胞が喜びました。
うれしくて、楽しくて、夢中で弾いててたら、2、3時間、あっという間に過ぎてた。
3日続けてみたけど、あんなに痛かった腕は平気。
うれしすぎて泣きました。
小躍りしました。
「音楽っていいなぁ」「ピアノが好き」「クラシックが好き」「ピアノが弾けることって何て尊いんだろう」って心から思いました。
そしたら、わたしの腕が痛くなったのは、これを思い出すため、そして音楽以外の世界を体験するためだったと気付きました。
自分の中で分離していたものが一つになりました。
自分の声もまた聞こえるようになりました。
今日からまた、大好きなバッハのインヴェンションとシンフォニアを、1のつく日は1番、2のつく日は2番…
地味な練習を再開しました。
300年も前に作られた作品なのに、楽譜があって再現できるなんて、本当にありがたいこと。
勉強するのに時間はかかるけど、コツコツ積み上げることや、勉強した先の喜びや美しさがあることも思い出しました。
それを子どもたちに伝えていくのも、また大切なことだなぁと思いました。
新しい気持ちで、また音楽と向き合っていきたいと思います。