岩手県では、ここ数日は涼しくなってきましたが、まだ暑くなる日もあるので、先日、熱中症対策について、NHK盛岡の玄関前から中継でお伝えしました。
ペットボトルを使った熱中症対策と経口補水液の作り方を紹介しました。
15度くらいに冷えたペットボトルで手のひらを冷やすと、体温の上昇を抑えられます。
手のひらには、血管がたくさんあるため、冷やすと、効率よく体温の上昇を抑えられるそうです。
通勤通学の際、持って歩き、のどが乾いたらすぐ飲むといいですね。
また、血管の太い首やわきの下、太ももの付け根などを冷やすと、体温が下がるそうです。
ペットボトルのほか、水で濡らしたタオルや保冷剤でも大丈夫です
保冷剤は、冷蔵庫で冷やして使いましょう。
経口補水液の作り方です。
経口補水液は、外で運動などをしてたくさん汗をかいた時などに、失われた塩分などの電解質と水分を早く補うことができます。
ドラッグストアでも売られていますが、ご家庭でも作ることができます。
水1リットルに、砂糖40グラム(大さじ4と2分1)と塩3グラム(小さじ2分の1)を入れます。
お好みでレモン汁を入れてもいいそうです。
もしめまいや頭痛など熱中症の症状が出たら、涼しい部屋に移動し、衣服をゆるめて安静にして下さい。
そして水分と塩分を補給しましょう。
さらに扇風機やうちわで風を送り、それでも体が熱かったら、首やわきの下などを冷やしましょう。
もし動けなかったり、自分で水を飲めなかったら、救急車を呼ぶか呼んでもらいましょう。
今週は、西・東日本は猛暑日の所が多くなる見込みです。
お盆も熱中症に注意・警戒して下さい。