昨夜(23日)、南鳥島近海で台風8号が発生しました。

24日(土)午後3時、台風8号の中心気圧は996hPa、最大瞬間風速は25mとなっています。

今後は、海面水温27度以上の海域を北上するため、やや発達する見込みです。

西よりに向きを変えて、27日(火)頃には、北日本から東日本にかなり接近し、上陸するおそれもあります。

27日(火)ごろは東北と東日本では、荒れた天気になるおそれがあります。

開催中の五輪への影響も懸念されます。

台風がこのようなコースをとるのは珍しいのですが、これは太平洋高気圧が東から張り出しているためです。

今年の太平洋高気圧の特徴と言えます。

高気圧の縁を回って台風は北上しますが、高気圧の勢力が弱まるために東日本や北日本に近い所を進む予想となっています。

平成28年に東北地方の太平洋側に初めて上陸した台風10号とコースが似ています。

台風の進路は、まだ不確定で、今後変わる可能性があります。

今後は、台風の最新情報に注意して下さい。

そして、台風への備えもしておきましょう。