きのう、「おばんですいわて」で地球温暖化対策についてお伝えしました。
ずっと地球温暖化の企画をしたいと思っていました。
取り上げたのは、まず、今年1月1日から稼働が始まった一戸町の高森高原風力発電所です。
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岩手県営で、風車は全部で11基。
公営では全国最大規模です。
下見に行った日は晴れましたが、実際にロケに行った際は最強寒波到来の日で、吹雪でした。
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−10度の世界。
強風が吹き付け、風車はよく動きましたが、今までで一番寒い経験でした。
高森高原までの600メートルくらいは上に上がらないといけないので、雪上車に乗らせて頂きました。
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赤いステキな雪上車でした。
岩手県は、風力発電やバイオマス発電のポテンシャルが非常に高い地域です。
再生可能エネルギーの期待が高まります。

もう一つ、取材したのは、家をまるごと省エネ設計にしたエコ住宅です。
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建築家、大塚陽さんは家の断熱を徹底的に強化して、外の冷たい空気が入らず、家の熱が出ていかないようにしました。
少しの暖房でも寒い岩手の冬を快適に過ごせるようにしています。
窓は大きいため、太陽高度が低い冬は日差しが部屋の奥まで入り、冬は熱を取り込めます。
窓のそばでも冷気がなく、結露はありません。
夏は太陽高度が高いので、大きなひさしで強い日差しを遮断できます。
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バイオマスを使う薪ストーブもあります。
使用するエネルギーが少ないのに、寒冷地、岩手で快適に過ごせるエコ住宅です。

地球温暖化の主な原因は、石油や石炭などの化石燃料を燃やすことで出る二酸化炭素です。
二酸化炭素をなるべく出さない、低炭素社会に向けた取り組みを取材させてもらいました。

今年、日本だけでなく、アメリカやロシアなどでも強い寒波が襲っていますが、異常気象の原因の一つが地球温暖化と言われています。
私も省エネを心がけようと思っています。