きょう(25日)の岩手県内は、梅雨のはしりで、雲に覆われ、雨が降った所もありました。

最高気温は各地で20度を下回り、肌寒くなりました。

特に低かったのが、沿岸北部です。

宮古市の最高気温は13,9度、4月中旬並みでした。

午後1時の気温を見ると、太平洋側が内陸より低く、しかも沿岸北部は15度を下回っています。

これは、北東からの風により冷たい空気が入るためです。

いわゆる北東気流です。

「やませ」とも言われます。(主に6月~8月頃)

北海道の北に冷涼なオホーツク海高気圧があります。

ここから吹いてくる風は、冷たい親潮の上を吹いてくるため、冷たく湿った風になります。

きょうの宮古港は霧もずっと出ていました。

天気図には梅雨前線まで登場し、岩手県も梅雨のはしりになりました。

沖縄で梅雨入りしているので、梅雨前線とあえて言います。

あす(26日)も岩手県は曇りや雨、沿岸部北部は北東からの風が吹くため、肌寒さが続きそうです。

久慈や宮古市の沿岸北部では、肌寒さにご注意ください。。