おはようございます。
広島は雷が鳴って雨が降っています。
けさ(13日)の最低気温は26,2度、昨夜から25度を下回らなかったため、今年初の熱帯夜になりました。
(この後、25度を下回ってしまったら、熱帯夜にはならないのでご了承下さい。)

昨日(12日)からニュースでも流れていますように、熊本と大分を中心に大雨が降り、大規模な災害が発生しました。
昨日、気象庁から短文情報として「記録な大雨に関する全般気象情報」が発表され、「熊本県と大分県を中心に、これまでに経験したことのないような大雨になっています。この地域の方は厳重に警戒して下さい。」との内容でした。
実は、気象庁では
今年6月27日から気象情報を改善していました。
その内容はこちら。

①見出しのみで伝える気象情報の発表
重大な災害が差し迫っている場合に一層の警戒を呼び掛けるため、見出しのみの短文で伝えることになりました。
例)「〇〇豪雨に匹敵」
「これまでに経験したことのないような大雨」
「明るいうちの避難を心がけて下さい」

②予想最大瞬間風速の記述
今までは予想最大風速のみの記述でしたが、新たに予想最大瞬間風速を記述することになりました。
既に台風4号の気象情報がから始まっています。

今回は、「これまでに経験したことのないような大雨」が初めて使われました。
熊本の阿蘇乙姫では数時間で500ミリの大雨が降りました。
1か月の降水量の平年が500ミリですから、1か月で降る雨がたった数時間で降ったことになります。
土砂崩れや川の氾濫などが発生し、甚大な被害となりました。

このあとも警戒を要する状況が続きます。
いつどこで大雨が起きるかわかりません。
レーダーなどで雨雲をチェックし、身の安全を守るようにしましょう。

気象庁レーダー
http://www.jma.go.jp/jp/radnowc/