この週末は、梅雨前線の活動が活発になっています。

広島県では、けさ(11日)までは雨が強まりましたが、このあとは、曇りになりそうです。

ただ、西日本や東海の太平洋側では、まだ大雨の恐れがありますので、お気を付け下さい。


きのう(10日)、番組で「アジサイ」を取り上げました。

薄暗い梅雨空を明るくしてくれるのが、「アジサイ」です。


気象予報士 大隅智子の明日天気になあれ

アジサイは、学名を「ヒドランゲア」といい、ラテン語で「水の器」という意味です。

名前の通り、水が大好きな植物です。

枝を切ると、1時間でしおれてしまうくらいです


気象予報士 大隅智子の明日天気になあれ

アジサイは、花びらがたくさんあるように思われますが、花びらのように見えるのは「装飾花」(そうしょくか)と言い、ガクが発達したものです。

アジサイの本当の花は、装飾花をかき分けた奥にある小さな花で、「真花」(しんか)と言います。

気象台では、この真花が開花したら「アジサイの真花」を発表します。


アジサイがきれいな季節。

街を歩くと、思わぬ所からアジサイが顔を出したりしていますね。

今年は、冬が寒かったため、アジサイの咲き始めが遅れていて、広島県では、これから来月上旬にかけて、見頃の所が多くなりそうです



気象予報士 大隅智子の明日天気になあれ

皆様、楽しい週末をお過ごしくださいドキドキ