昨日(11日)、三陸沖で国内観測史上最大のマグニチュード8.8の大地震がありました。

宮城県栗原市で震度7、宮城県の涌谷町、登米市、大崎市など、宮城県、福島県、茨城県、栃木県の4県28市町村で震度6強を観測しました。

東北地方を中心に、北海道から九州地方にかけて震度6弱~1を観測しました。


被災された皆様、心から見舞い申し上げます。

1人でも多くの方のご無事をお祈りいたします。


私はきのう、千葉市の幕張で仕事をしていました。

千葉市では、震度5強を観測しました。

緊急地震速報が流れ、職場のみんなで机の下に入り、地震の揺れがおさまるのを待ちました。

揺れは大変大きく、時間も長く、泣き出す女性もいたほどでした。


会社が入っているビルの中では、天井がはげていました。

床も損傷していました。
気象予報士 大隅智子の明日天気になあれ


また、外では、道路が液状化し、ドロドロでした。

陥没も起こり、歩くのも危険でした。
気象予報士 大隅智子の明日天気になあれ

首都圏では一時、交通機関すべてが止まりました。

JRは終日ストップ。

地下鉄や私鉄の一部は夜遅くに動き出しましたが、千葉県にいたため、帰れませんでした。

結局、同じように帰れない同僚たちと会社に泊まりました。

まさに帰宅困難者でした。

ホテルもタクシーも予約でいっぱいでした。

レストランも閉鎖し、コンビニの食品もほぼ売り切れ状態でした。

携帯電話も通じませんでした。


きょう(12日)の朝、JR総武線が動きだしたので、正午に自宅に戻ることができました。

まだ津波警報や津波注意報が太平洋沿岸に出ています。

余震も続いています。

今後もどうか、皆様、十分にお気を付け下さい。