きょう(14日)の東京は朝から雨
涼しい北東風も入り、朝から気温は横ばいで肌寒いです。
気象庁は、きょう、関東甲信と東北南部の梅雨入りを発表しました。
関東甲信では、去年より11日、平年より6日遅くなりました。
雨に濡れたアジサイは、街に彩りを添えていました。
さて、「つゆ」という言葉、一体どのようにしてできたのでしょうか。
もともとは梅雨(ばいう)と読み、中国から来た言葉です。
その語源には、2つの説があります。
まず1つ目の説では、中国を流れる長江の流域で梅の実が熟する頃に降る雨なので、梅の雨つまり、「梅雨(ばいう)」になったと言われています。
2つ目は、この時期は、じめじめしてカビが生えやすいので、かびの雨と書いて「黴雨(ばいう)」と呼んだ説です。
日本では、昔からこの雨を「五月雨(さみだれ)」と言いましたが、江戸時代から梅雨(ばいう)を「つゆ」と読むようになったと言われています。
梅雨の時期は、日本付近に東西に延びる前線が停滞するようになります。
前線上に低気圧がよく発生するので、雨の日と曇りの日が短い周期で繰り返されていきます。
梅雨末期には大雨が降ることも多いので、災害にも気をつけないといけませんね。