長男の運動会があった。


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いざ、始まった運動会。


入場

息子は担任の先生に手を繋がれて登場。

(手を繋がないと、どこかにフラフラと行ってしまうのだろう。)


息子は1歳の時から、ずっと手を繋がれている。


じっとできないから、担任が用事がある時も、一緒に同行し、悪目立ちしている。

(自分の立ち位置で、じっと待てないのだ。)


さらに、担任の持っているホイッスルが気になり、(ボタンを押すと音が鳴る)


担任が他の子に指示を出したり、プログラムの進行をずっと邪魔している。

(他にも先生はたくさんいるが、担任の先生の言うこと以外聞かないのだろう。)


また、待機の間も、ずっとぴょんぴょん飛び跳ね(自閉症の特徴だろう。)天井を見ながら歩いている。


運動会会場の天井の電気は気になるし、(市営の体育館をお借りしている。)

運動会の音楽でテンションが上がるのだろう。


運動遊び

皆んな、サーキットを列に並んで取り組んでいる。

息子は、「順番に並ぶ」ということが理解できていない。


担任の先生が1秒たりとも手を離さない。

(離せないのだろう。おそらく離せば、音響機械に走っていってしまう。)


2歳児クラスの子でさえ、自分で並べるのに、、、



③ ダンス

正直、期待していたのだ。


だって、毎日家で練習したじゃないか。


一応、振り付けは覚えていたじゃないか。


「ダンスいい子にできたら、お菓子買おうね。」と強化子も伝えて、モチベーションも上げたじゃないか。


保育園の練習の時、ママがシャドーに入ったら、できていたじゃないか。(2週間前)

そこから、もっと練習しているじゃないか。


ちょっと棒立ちの所はあっても、頑張ってくれると思っていた。


いざ、始まってみると、、、

フォーメーションの移動(後列から前列へ移動)を頑なに拒否。

そこから先生と押し問答(ここに行きなさい、嫌だ)


ウロウロして、他の子のダンスの前を遮る。

(他のご家庭のホームビデオは、ウロウロする息子のせいで、大事なお子様の映像が一部見えにくくなってしまっただろう。)


一列になってのウェーブも、前を見ていないのだから、できるわけがない。

さらに、ウロウロとウェーブの時立ち歩く。

(皆んな座っていて、出番の子だけ立つはずなのに。)


リレー

担任の先生と手を繋いで並走。

担任の先生の方が走るのが早く、引っ張られている状態。


走り終わった後も並んで待てず、クネクネ先生にもたれかかり、迷惑をかけている。まさに障害児。。


さらに、運営上のトラブルで、リレーをもう1度取り組む事となり、2回も公開処刑にあった。


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さらに年長。

プログラムの難易度が高すぎた。

入場は手拍子をしながらだったり、忍者のポーズを取りながら。

太鼓(フォーメーション異動もあり。親が音を覚えて教えることも不可能。先生が遠くから、指揮者として指示を出して演奏していた。)


運動遊び(フラフープ、鉄棒、跳び箱)

ダンス(動きも高度な上に、2人1組の動きがある。)

リレー(内容は年中と同じ。)


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ただ、時間が経ち、少し冷静になり、


1つ言えることは、

息子は今回の運動会、たまたまできなかったのではない。


親も療育先も保育園も一応本人も努力して、、

これが今息子が披露できる本来の実力だ。


私は息子の障害を受け入れられないだけで、息子は実力通りに取り組んだ。


運動会しかり、普段の活動全て、実力差が大きいことを見せつけられた。


やはり私は息子の障害を受容していない。


息子は私が思っているよりずっと障害は重いが、


私はまだ健常の世界への未練が断ち切れない。。