10月6日、香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストは「リサのファンが”彼女がYGに冷遇されている”と主張している」と報道。その理由として「パリで開催されたファッションウィークに参加していなかった」というファンの声を挙げている。

世界的な人気と影響力のおかげか、BLACKPINK(ブラックピンク)メンバーの欧州渡航は、様々なエピソードと噂を量産した。

BLACKPINKはYGエンターテインメント所属の4人組ガールズグループ

YGエンターテインメント所属の4人組ガールズグループBLACKPINK(画像出典:BLACKPINK公式Twitter)

中でも一際注目を浴びたのが、メンバージスの熱愛説。その相手はなんと、韓国スポーツ界の英雄で、プロサッカーの最高峰と称えられる英プレミアリーグで活躍中のソン・フンミンだ。

 

噂の当事者2人は、事務所による否定や黙秘を貫いているが、SNSやファンコミュニティーサイトを中心に”それらしき根拠”が相次いでいる。

そしてもう1人、BLACKPINKファンの間で議論の的になったのが、リサである。

BLACKPINKのメンバー、リサ

リサが議論の的になった理由とは?(画像出典:リサ公式Instagram)

一部のファンは『2022 S/S パリ ファッションウィーク』に、リサだけ不参加となった事を巡り、YGエンターテインメント(以下、YG)への糾弾を強めた。

去る10月6日、香港メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポスト(以下、SCMP)は「リサのファンが”彼女がYGに冷遇されている”と主張している」と報道。その理由として「パリで開催されたブルガリ(BVLGARI)のファッションウィークに参加していなかった」というファンの声を挙げている。

また、ブルガリのジャン・クリストフ・ババン(Jean Christophe Babin)CEOは、自身のSNSに「リサがヨーロッパに来ているが、残念ながらYG側は”新型コロナウイルスを理由に不参加”という意向を伝えてきた」と書き込み、ファンの不満に油を注ぐ格好となってしまったのだ。

 

リサのファンは「何故、他のメンバー(ジェニー、ジス、ロゼ)は、それぞれがモデルやアンバサダーを務めるファッションウィークに参加させたのか」と、YGの釈明を真っ向から反論したと、SCMPは伝えている。

同メディアは「リサのファンは”リサにも公平な待遇を(#BeFairTOLISA)”というハッシュタグで、YGに抗議を繰り広げている。さらに一部のファンは、YGボイコット運動を展開しながら、”リサはYGを去りソロ活動に専念すべき”と声を上げている」と付け加えた。

YGボイコット運動を展開しているというリサのファン

リサのファンは、YGボイコット運動を展開しているという(画像出典:リサ公式Instagram)

リサに対するYGの冷遇が囁かれたのは、今に始まった事ではない。

2018年、一部の海外ファンは「リサの衣装はBLACKPINKのバッグダンサーと同じだ」と主張。

その根拠として、投稿された数枚の写真に写るリサの衣装は、確かにバッグダンサーの衣装と類似しており、海外ファンはこれを「バッグダンサーの衣装をリサに着せた」と認識し、怒りを爆発させたのだ。

 

他にもリサのファンは、彼女が韓国で身元の脅威にさらされているとし、駐韓タイ大使館に彼女への保護を要請したり、YGの担当マネージャーから10億ウォン(約9400万円)相当の詐欺に遭った事に触れ、YGの怠慢な管理を指摘する。

去る9月10日、自身初のソロアルバム『LALISA』をリリースしたリサは、初動集計初日に33万枚以上を記録すると、4日目には42万枚を突破。最終日には約25万枚を売り上げ、73万6千枚を記録した。

初動集計締め切りの結果、ハントチャートの歴代アルバム初動販売量では15位を記録。これは歴代女性アーティストの中で、ハントチャートのアルバム初動販売量1位を占める成果であり、ソロアーティストとしても十分な可能性を見せつけた。

 

これを受け、リサのファンは「冷遇を受けながら、BLACKPINKメンバーとして活動する必要はない」「韓国は、彼女が活動するにはスケールが小さい! もっと大きな世界に出るべきだ」など、彼女のソロ活動を促すような意見を上げている。

 

 

 

BLACKPINK

BLACKPINK(愛称 ブルピン / ハングル 블랙핑크)は、韓国のガールズグループ。2016年にYGエンターテインメントによって結成。
メンバーは韓国出身のジス、ジェニー、オーストラリア出身のロゼ、タイ出身のリサによる4名。公式ファンクラブ名は「BLINK(ブリンク)」。