今年も夫の父の墓参りに高野山奥の院へ行ってきました。

 

いつもの中の橋に車を停めて、御廟へお参りした後、今回は一の橋まで初めて歩きました。

夫も30数年ぶりだとか?

それもゆっくりみるのは初めてだそうです。(30数年前は、草履を履いてまっしぐらに御廟に向かってたらしい)

 

 

という訳で今回は、燈籠堂(御廟)から一の橋への道のりです。

 

御廟橋と燈籠堂

ここから奥は撮影禁止。

おもかる石や昭和天皇の爪や髪を納めた場所などがあります。

燈籠堂の中ではなく、裏手に御廟があるので、そちらでお参りされる事をおススメします。

毎年、お大師様へのお手紙ポストを見ては、「あ〜お手紙書くの忘れた💧」と思うのでした。

 

お堂の地下にある霊窟は、まだ立ち入り禁止のままでした。

 

水向け地蔵

お地蔵さん以外もいらっしゃいますが、総合してそう呼ぶそうです。

よくここで願い事をされる方がいらっしゃいますが、ご先祖の冥福を祈るところです。

 

護摩堂

隣にちらっと見えているお堂で奥の院のご朱印がいただけます。

 

仲良し地蔵

 

おなじみ化粧地蔵

今日もいい感じに仕上がっています。

 

 

大日大聖不動明王

 

 

 

 

毛利家墓所

石の鳥居に石塔。

戦国時代にこれを高野山の山の中へ持ってくるのってすごい事ですよね😅

当時の権力の表れですね。

 

 

筆で有名な呉竹翁の墓所と筆塚

 


身代わり地蔵

右の頬に切り傷があり、人の身代わりになって頬を斬られたとの言い伝えがあります。
人々の苦しみや痛みなどすべて地蔵尊が代わって受け止めているので身代わり地蔵尊と呼ばれています。

 

密厳堂

覚鑁(かくばん)こと興教大師(新義真言宗の祖)が祀られています。和歌山県岩出市にある新義真言宗総本山根来寺を興した方です。

金剛峯寺の内紛に心を痛め、金剛峯寺内にある密厳院で3年間無言の行をされたそうです。

その時に興教大師が書き上げた「密厳院発露懺悔文」というのは、自分に対する戒めになりますので、

よかったら読んでみてください。→Wikipedia

 

②に続く

 

〇高野山奥の院

和歌山県伊都郡高野町高野山550

拝観料:無料

駐車場:中の橋駐車場無料、一の橋駐車場有料(1時間400円以降30分毎150円)

南海「極楽橋」駅より南海高野山ケーブル「高野山」駅下車、

南海りんかんバス「奥の院前」下車。