銀閣寺のそばにある浄土宗知恩院派の浄土院。
もともとここには天台宗の「浄土寺」があったが、銀閣寺の造営に伴って
相国寺の西に移り、その後浄土宗の「浄土院」として復興しました。
五山送り火の大文字を管理していることから通称「大文字寺」と呼ばれています。
 

本堂

ご本尊は等身大の阿弥陀如来坐像。

浄土寺時代にあった遺仏なのだそう。

 

 

丹後局(たんごのつぼね)堂

丹後局の木像が飾ってありました。

丹後局の本名は高階栄子(たかしなえいし)。

平安末期~鎌倉前期におられた女性で

日本の楊貴妃と言われるほどの美女で学識もたかかったそう。

丹後局が朝廷からの失墜後に浄土寺に住んでいたので、このお堂がある模様。

(丹後局については諸説あります)

 

 

 観音像



 仏足



〇浄土院
京都市左京区銀閣寺町30
拝観料:無料
駐車場:なし
9:00~17:30

JR・近鉄「京都」駅、阪急「四条河原町」駅より市バス

「銀閣寺道」下車徒歩10分、「銀閣寺前」下車徒歩6分。