石川県の旅④

 

羽咋市から南下して河北郡津幡町、源平倶利迦羅峠の古戦場近くにある高野山真言宗別格本山の倶利迦羅(くりから)不動寺へ

 

中央には山門ではなく鳥居があり、右には手向神社、左に倶利迦羅不動寺と書いてある。
 
階段をのぼっていくと正面に手向神社。
こちらは倶利迦羅山の上の方にあり、霧というより雲で白くなっていた。
 
 
本殿
ご祭神は、神功皇后 素盞嗚命。
現在は源頼朝の建立した石造りの本堂のみ。
前田氏の祈願所だったため、修繕は藩費で賄われていた時代もあったそう。
 
 
本殿の奥に倶利迦羅不動寺がある。
北陸不動霊場、北陸白寿三十三観音霊場の札所になっている。
 
 
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本堂
御朱印は本堂の中でいただけるのだが、中からお経が聞こえてたので、ダメかな?と思いながら恐る恐る中に入るとお経は録音が流れているだけだった。(中に入るのを遠慮しなくてよかった)
 
ご本尊は不動明王。
中国から渡来したインドの高僧、善無畏三蔵法師が倶利迦羅不動明王の姿を彫刻した像をお祀りしていたが、弘法大師が諸国を巡る途中で、その不動明王を拝され、あまりの有難さに扉を閉められ、本尊と同体の不動明王像を彫り、御前立の不動尊として奉安された。
 
お堂の中に現在お前立に祀られている不動明王は弘法大師が作られてものではないらしい。
 
白寿観音
 
修行大師像
 
 
開運不動剣
大師像の隣に倶利迦羅剣の像があるのだが、ものすごくでかい。
 
倶利迦羅は不動明王が右手に持ってる剣のこと。
 
 
剣の隣に不動明王像
 
 
不動明王と地蔵尊の石像
 
 
奥の院
こちらのチェーンのところに厄除錫杖があるはずなのだが、
お天気が良くないからかコロナのせいなのかなかった。
 
 
五重塔は、予想外にミニチュアサイズだった。
 

塔の手前に祠が2つ。
左はおまん地蔵尊、右は不明。
 
 
お天気が良ければ立山連峰が見えるはずが、真っ白。
 
こんな山の中だし、お天気もよくないし貸し切りでは?と思っていたら、ものすごく人気のある寺院だった。

本堂(地図右側)から少し離れたところに西之坊鳳凰殿という建物がある。(詳しくはホームページ参照)
 
倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)
石川県河北郡津幡町倶利伽羅リ-2
9:00~16:00
境内自由
駐車場:無料
JR「津幡」駅よりタクシーで20分

 
 昼食は「8番らーめん」

石川県、長野県、富山県、福井県、愛知県、岡山県にしかないラーメンチェーン店で、「ケンミンショー」でもやってたらしい。(見てへんけど)

スープは味噌、醤油、塩、とんこつ、バター風味から選べる。
(写真は塩野菜ラーメン)
野菜たっぷりで美味しかった。