昨日、町田に戻りました、未だに甲子園→広島遠征の余韻が残ります。やっぱ、遠征って楽しいですね♪
帰りの新幹線で、恒例の厄払いスイーツ~広島出張版~をいただきました。広島といえばやっぱり「もみじ饅頭」です♪(※マツダスタジアムのカープショップで売っていました)
他にも「クリーム味」「抹茶味」「チョコレート味」があります。
フツーに、おいしかったです。この後爆睡・・・気付いたら大阪も京都も通過しており、名古屋でした。
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ここからお送りする「旅行記」は、相当シブいです。マツダでの2戦目の前に、ちょっと遊びに行きました。
広島から山陽本線で1時間強・・・
降り立ったのは、由宇(ゆう)という駅。
この防長バスで向かったのは、「笠塚カープ練習場前」というところ。
なんか、凄まじいところを通っている。。。揺られること15分・・・
お?
辿り着きました。「カープ由宇練習場」それは山口県岩国市由宇町(旧・玖珂郡由宇町)にあります。まさに山奥の秘境の様相を呈した、カープ二軍本拠地です(メインか?)。ここで、若鯉たちは育っていきます。
そんな由宇で、カープ二軍は、ソフトバンクと対戦します。
ソフトバンクと言えば・・・先日不振を理由として田上秀則捕手、長谷川勇也外野手が抹消されております。実は、そんな彼らの様子でも見てみようかな?という軽いノリで来てみたのです。
サードの守備位置で練習する背番号13。予め申し上げますが、パグリアルーロではありません(1人しか、通じないかも・・・)。
堂林翔太。言わずと知れた昨夏の甲子園優勝投手(中京大中京高校)。打力が買われ、野手1本でプロ入りした18歳です。なかなか、サマになっていました。
ファーストには田中彰(#00)。一昨年途中にオリックスから移籍。さりげなく町田ロッテの大学の後輩です。
一方ソフトバンク。なんか、ベテランさんが多かったです。こちらは辻武史30歳(#58)。ロッテ戦で痛打された記憶が、あります。
「なんでここにいるの?」と思ったのが、村松有人37歳(#35)。1996年の盗塁王でホークスの優勝も知るベテランですが・・・。
びっくりしたのがこの人!先日衝撃の日本球界復帰を遂げたロベルト・ペタジーニ38歳(#16)。ヤクルト在籍時に本塁打王2回、打点王1回・・・そして2001年には最高殊勲選手(MVP)にも輝いています。実は昨日、ソフトバンクは李ボムホを登録抹消しており、この人の一軍昇格があるかもしれません。
ちなみに、こんな所まではさすがにオルガはついて来ていなかったようです。あの熱愛、再び!日本全国の迷える夫婦たちの指南役としての活躍も、期待されます(・・・そうか?)。
こちらが、スコアボード小屋。風情があります。
ちょっと覗き見。高橋って、誰?まさかヨシヒコ!?としたら、相当、年季ものです。
【先攻・ソフトバンク】
1.中:江川智晃(#43)
2.遊:今宮健太(#2)
3.一:R.ペタジーニ(#16)
4.三:小斉祐輔(#55)
5.右:中西健太(#27)
6.左:中原恵司(#10)
7.二:李杜軒(#45)
8.捕:猪本健太郎(#125)
9.投:怜王(#29)
【後攻・広島】
1.中:丸佳浩(#63)
2.左:井生崇光(#0)
3.一:田中彰(#00)
4.右:岩本貴裕(#10)
5.三:堂林翔太(#13)
6.二:山本芳彦(#59)
7.二:上村和裕(#27)
8.遊:松本高明(#45)
9.投:ジオ(#91)
・・・指名打者制度は採用しない模様です。たまにはウエスタンも、新鮮ですね。
「どきどきキャンプ」のジャック・バウアーに似ているこの人、斉藤学投手コーチ。
この日スタメン起用の育成選手、猪本に対して厳しい一言。「投手の迷惑かけるようだったら、スパっと代えるからな!」
さて試合です。
広島の先発は、なんとジオ。思い出すのはマツダでのオープン戦
。この投手をからっきしマリーンズは打てませんでしたが、一軍公式戦では3試合登板で0勝2敗、防御率6.75。ナチュラルに変化する速球が持ち味とのことでしたが、いまの所一軍では通用していないようで、厳しいものです。
ジオの後を継いだのはやはりベテラン、青木勇人(#36)。前日に33歳の誕生日を迎えたこのセットアッパー、実は西武時代の印象が強いです。初勝利で大粒の涙を流したものです。さりげなく軟式野球出身。
9回、3点リードで出したクローザーもベテラン、広池浩司36歳(#28)。彼も二軍か・・・。しかし広池、アウト1つも取れずに3連打浴び、降板・・・。「惜別球人」コーナーが近づく。。。
結局最後は上野弘文に譲ります。
この人も二軍だったか・・・しかしこの井生(いおう)、ホームランを放っています。
堂々5番、堂林くん。あいにくの4タコ2三振。。。ま、これから♪
終盤代打で出たこの選手は安部友裕(#60)。2007年ドラフトでカープが一位指名したのは唐川侑己でしたが、抽選を外して「外れ1位」指名したのがこの安部。振り逃げ狙うも、アウト。課題は、打撃か。
一方ソフトバンク先発は怜王(近田怜王)。報徳学園高校を卒業し、入団2年目の20歳の選手。
こちらは課題を残したマウンドとなってしまいました。暴投2つにボークもあり、かつ失点に直結してしまう内容で5回3失点。テンポも、いかんせん宜しくないようでした。
打者で注目したいのは、ドラフト1位ルーキーの今宮健太。昨夏の甲子園では明豊高校の一員としてチームを引っ張り、時には登板、時にはショートを守った背番号「6」のエースでした。プロでは、内野手1本で勝負!初回、幸先よくヒットを放ちます。
また守備も無難にこなし、2つの併殺に関わります。
背番号16の左バッターといっても・・・塀内久雄ではありません。ペタジーニです。まだ、慣れるまで時間がかかるかもしれません。初回はヒットで出塁した今宮を置くも、併殺。
7回、中西のライトフライでタッチアップ進塁するのですが・・・むちゃんこ足、遅かったです。
6回、怜王の代打として登場の村松。エラーで出塁し、その後のジオの暴投で一気に三塁に進むなど、走塁はさすがでした。
2番手投手、川原弘之(#26)。地元・福岡大大濠卒業の高卒ルーキー。フォアボール2つ出すが無失点。しかしまぁ、なかなかの左腕コレクターなチームです。
ロッテOBの五十嵐章人コーチ。全守備位置を制覇した選手として知られます。
水田章雄(#44)も二軍か・・・。もう36なんですね。2年前(だったか?)、今江をシーズン終盤に葬った選手として知られます。あのデッドボール、イタかったですよ本当に・・・。
3番手投手は金無英(#61)。こちらも2年目。去年、1試合のみ一軍登板はたしかマリン。フォアボールで自滅し、1失点。。。後ほど怒られます。
ホークス4番手は内田好治(#122)。すごく日本人離れした顔立ちの育成選手でしたが、バシバシ三振を取ってました。1回無失点。
H:000 000 101=2
C:101 010 10X=4
勝利投手:ジオ
敗戦投手:怜王
セーブ:上野
試合後、ジャック・バウアーによるミーティング「24時間、こう生き残れ!」
・・・ではなくて、バッテリーともども敗因を即、追及していました。怜王と金が、やはり「たな卸」を受けておりました。
「おまえの最大の欠点は、そこだからな!」ファームならではの、生ミーティングを聞ける醍醐味・・・。
途中入団?のJDダービン投手(#53)。Wikipediaでも調べてみましたが・・・右投手ということくらいしか分からず。。。
こちらはバッテリーコーチの田口昌徳コーチ(#72)。引退試合で「それ行け若鷹軍団」を熱唱したことで知られます。
こちらはスタメンマスクの猪本がキャッチャーファウルフライを見事落としたことについては「オレもそれやって直後に満塁ホームラン打たれたことあるけど・・・」・・・それは悲しい思い出です。
また後半マスクを被った荒川雄太に関しては2度の許盗塁について「肩が弱いなら弱いなりに考えろ」。実はそもそも肩は弱くないらしいのですが、やはりフリーパスで走られる「運び」に関して、課題を与えたのかもしれません。
いずれにしても他球団ではありますがこういった指導の生の現場を見られることは、凄いことです。
試合後・・・
丁寧にサイン攻めに応える大場翔太。ふ~ん、彼も二軍か。
今宮くん。どういう髪型?明豊時代を知っている町田ロッテとしては、衝撃でした。カッコつける前に、ウマくなれ。
一方カープの居残り練習では、この人が頑張っていました。庄司隼人。こちらも昨夏の甲子園で常葉学園橘高校(静岡)のエースとしてチームを引っ張った男。こちらも堂林同様、野手で勝負です。カープは、いい補強をしていますね。将来、非常に楽しみです。
もちろんその堂林くんも、頑張っていました。
また来てね♪と言われているような気がしました。う~ん、来たいけど・・・
興味を持たれた方は一度見てほしい世界ではありますが、アクセスはご注意下さいませ。
帰りの山陽本線で食べたお弁当はカープ戦でのマリーンズの必勝を祈願して「野村監督のカバチ弁当」を食らいました。
昼も夜も野球三昧の広島の旅でした♪初めて見るウエスタン、非常に新鮮でした。
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さ、横浜戦(マリン)は、勝ちますよ!相手は、番長でしょうか?