帰省ブルー | 小さな花のひとりごと

小さな花のひとりごと

乳がん再発の心の動きを綴っています。
現在、肺、縦隔、骨に転移していますが、治療のおかげで元気に過ごすことができています。
やれることをやれるうちに。

堂々とタイトルに書きにくいけど、帰ってこられる方だって帰省ブルーなのよ。
いくつになってもお正月の準備は憂鬱。
憂鬱という感情が刷り込まれています。
 
それは、嫁の仕事を主張する義母からの支配。
 
黙って受け入れていた自分もいけないのです。
年中行事の支度がプレッシャー
イヤだと思う気持ちを
無理やり押し込んでやってきたこと。
苦行でしかなかったこと。
 
義親がいなくなってからは、お客様も世代交代しました。
来るのは娘家族がぞろぞろと。
それも憂鬱。
 
本音は、のんびりしたいのー!
 
たぶん義母からの支配から脱却できていないから、
どうおもてなしをするか考えている自分がいて
もっと自由にしていいんだよと、言い聞かせてもそれができない。
そういう自分がなさけない。
 
とはいえ、
身体が動いて料理ができることはありがたいことなのです。
 
気持ちを切り替えて、
好きな音楽を聴きながら準備をしています。
少しづつ料理ができて完成が近づくのが見えてくると
気分が上がってくるのも毎年のこと。
(喪中なのにほぼ例年どおり)

最近は、年末に海を見に行きます。

1年のいろんな感情が波に流されて、おのずと新鮮な気持ちになります。

夏も良いけど、冬の海はもっと素敵。

写真に撮って眺めると、我ながらいい写真!

心が洗われます。