フィレンツェ観光最終日は、ほとんどをショッピングに費やしました。

 

まず最初に向ったのは、「世界最古の薬局」と言われている”サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局”。

 

お店の外観はヘタすると見逃してしまいそうな地味目な雰囲気なのですが、一歩中に足を踏み入れると、こんな↓非日常空間が広がっていました。

(店舗内部から店舗入り口に向けてのアングルで撮ったものです)

 

 

 

”薬局”というより、博物館・美術館のようですね。

 

 

店内には日本人スタッフの方も数名いらっしゃって、日本語で詳しい説明をして頂くことが出来ました音譜

いちばん気になるお値段も、こちらが訊かずともズバッと潔く言って下さる接客姿勢も、さすが日本人のことをよくわかってるなぁ!と感心&好印象でした照れ

 

 

 

 

広い店内はいくつかの部屋に分かれており、こちらの部屋が最も昔の薬局らしい雰囲気を残していました。

 

 

 

元々は修道院だった場所なので、こんな礼拝堂まであります。

もう、どのお客さん達も至る所で写真撮りまくり。(笑)

 

 

 

ただこちらの薬局、歴史があるだけに商品のお値段もかなり高額設定。。。笑い泣き

固形石鹸とかだと10€ちょっとで買えるものもあったようですが、固形石鹸は使わないしな~…と。

「ハンドクリームぐらいなら買えるかな…?」と、勇気を出してイタリア人の店員さんに値段を訊いてみたら「35€」と言われ心が折れる。。。えーん

 

 

そんな中、唯一買うことが出来たのがこちら!

クローゼットに吊るしたり、タンスに入れて使うことの出来るバータイプのポプリ。(2個入り 20€)

いろんな種類の香りがあって迷ったのですが、上品に香るローズをチョイス。

日本に帰ってから使おうと思いつつ、とりあえず箱にしまったまま現在の家のクローゼットにしまっていますが、箱に入れた状態でもクローゼットの中にほのかにバラの香りが漂い、幸せな気持ちになります照れ

 

 

サンタマリアノヴェッラ薬局については、こちらの動画がとてもわかりやすくお勧めです。

ここで紹介されてたローズウォーター(19€)、買えばよかった~~笑い泣き

 

 

 

 

市街地中心からやや外れた場所にある常設の屋内型蚤の市「PURCI(プルチ)」

 

 

昼過ぎまでは家族一緒に行動していましたが、ここからは夫と娘とは別行動!

最近の旅ではこのスタイルに味を占めつつあります。(笑)

 

夕方ぐらいまでずっと単独行動で気ままに街歩き&ショッピングを堪能させてもらいました♪

(夫と娘は少し寄り道しつつホテルに戻って、ゲームをしたり昼寝をしたりして寛いでいたようです)

 

 

 

というわけで、ワクワクしながら辿り着いた蚤の市だったわけですが、実際行ってみると期待していたよりひっそり感&寂れ感強め。。。あせる

お客さんも少なめで閑散としており、これは近い将来消滅してしまうのでは…?(^ ^;; という予感を覚えてしまう雰囲気でした。

 

 

 

こちらは唯一「お…!いい物あるかも…!」と期待出来そうな雰囲気を醸し出していたお店。

 

 

 

こちらのお店も良い雰囲気でしたが、大物が多くて観光客が気軽に買って帰れる感じの物が少ない印象。。。

 

 

そして、「期待できそう…!」と思ったお店の中に入ってみました。

 

 

 

そしてこちらのグリーンの木箱に一目惚れして、10€でお買い上げアップ

多分そんなに古い物ではないとは思いますが、単純にデザインが好みだったので。

 

 

フィレンツェはこのような木製の工芸品が有名らしく、こんな感じの専門店もチラホラと目にしました。

↑「Art Of Florence」というこちらのお店でも、美しいフォトスタンドを購入しました。

お値段は意外と思ったよりは高くなく、小ぶりの物なら10€前後でも選択肢はある感じでした。

 

 

今回の旅で購入した2種類の木箱。

元々「箱コレクター」な私。

とりあえず、可愛い箱を見つけたら反射的に「欲しい!」と思ってしまいます。(笑)

 

 

蚤の市の様子がよくわかる動画

 

 

 

 

 

クリスマスシーズンということで、こんな美しい模様のオーナメントも購入。

いずれの柄もフィレンツェを象徴する定番柄らしく、紙製品などでもこのような柄を多く目にしました。

 

 

 

シニョーリア広場のところにある老舗薬局。こちらもYouTubeで紹介されていたので行ってみました。

(なぜかその動画が今探しても見つからないのですが…あせる

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局よりは気軽に手が出せるお値段の物が多かったです。

 

 

 

そして、プロポリスのリップとバラの香りのハンドクリームを購入しました。

 

 

 

 

フィレンツェの有名な紅茶屋さん「LA VIA DEL TE」

 

 

 

 

こちらの紅茶、日本にも出荷されているのか、パッケージの原材料のところに日本語表記もあったので、とても吟味しやすかったです。

 

 

 

ティーバッグのものなら一箱10€程度、袋入りタイプの紅茶なら5€前後で買えるので、お土産にも最適音譜

ティーバッグタイプの方は、フィルター部分が不織布ではなくコットンになっており高級感がある上、個別包装になっているので特にオススメです!

 

 

 

 

元祖ビスコッティのお店「Antonio Mattei」

 

 

 

こちらの青いパッケージのものがオリジナルの味。以前のブログでも紹介した可愛いお菓子屋さん「Migone Confetti」のビスコッティと食べ比べをしてみました。

元祖の方は、タマゴボーロを思い出させるような本当に素朴な味。「確かに元祖っぽい!」と思いました。(笑)

でも個人的には「Migone Confetti」のビスコッティの味や食感の方が好みでした。(本当~に微々たる違いですが…)

 

 

 

そして、イタリアの定番のお菓子であるらしい「バッチチョコ」。”BACI”は”キス”という意味だそうです。

なんと、右側のカラフルなパッケージの方は「ドルチェ&ガッバーナ」とのコラボ商品!(笑)

思わず買ってしまいました。

 

後日、ハンブルクのイタリア食材店でもドルチェ&ガッバーナがパッケージデザインを手がけたパスタを見つけました。

結構いろんな商品とそういったコラボ企画をされてるということなのかな。

 

 

 

そして、食べ物系のお土産探しで外せないのが「中央市場」。

 

 

 

地上階はこんな感じでいろんな食材のお店が並んでいます。

2階は前回の記事にも書きましたが、フードコートになっています。

 

 

中でも「Cristina Manetti」というお店には若い日本人女性スタッフがいて、試食もさせてもらいつつ詳しい説明を聞きながらお買い物できるので、非常にオススメです。(途中まで、お互いがお互いを中国人かな…?と思い込んで、英語で会話してました/笑)

 

こちらのお店で、15年間熟成させたバルサミコ酢(そのまま美味しいドレッシングとして使えそうな、ビックリするほどのまろやかさ!)やトスカーナ産のオリーブオイル、そして感動したモッチモチパスタと同じタイプの麺を購入しました。

 

 

 

 

 

そして最後に、高級歯磨き粉として日本でも知名度のある「MARVIS(マーヴィス)」

これってフィレンツェ発祥のものだったんですね!

 

ドイツでもTK MAXなどで見かけたことがあったし、買おうと思えば買えるのでしょうけど、どうせなら発祥の地で買いたい!ということで、帰国のお土産分も含めて数種類のフレーバーを買ってみました。

 

だいたいどこの薬局でも扱っていますが、大きい方のサイズのお値段はお店によって9€だったり10€だったり、多少ばらつきがありました。(でも後で調べたら、やっぱりドイツの通販サイトで買った方がもっと安く手に入るようでした^ ^;;)

 

お勧めはトラムの終点「Unita」を降りてすぐの場所にある薬局。

こちらはフレーバーの選択肢がかなり多かった上に、よく心得たもので「バラ撒き用にどうぞ」と言わんばかりに小さいサイズのマーヴィスが3.50€で大量にワゴン売りされておりました。

 

ミニサイズで数種類のフレーバーがセットになったものなんかもありました。

「世界一マズイお菓子」と言われている”ラクリス”のフレーバーなんかもあって「えっ…」と思いましたが、案外歯磨き粉のフレーバーとしてはアリなのかもしれませんね。(買わなかったけど…^ ^;;)

 

 

 

 

そして、素晴らしかったフィレンツェの余韻に浸りながら、次なる目的地ヴェネチアへと向かいました。

 

「ヴェネチア観光編」につづく