数ヶ月ぶりの更新となってしまいましたあせる

 

今年のハンブルクはかなり早い段階で秋モードとなり、8月の時点でかなり涼しく、早々に上着が必要な感じになっておりました。

最近は徐々に日も短くなってきて、地面の落ち葉の量も増え、冬到来の気配をジワジワと感じています。

 

昨年の夏休みはドイツ国内の近場を旅行するので精一杯な感じでしたが、今年は国境を越える旅を楽しんだ人もかなり多くいたようです。

とは言え、私の周りでは飛行機を使って旅行した人は少数派で、感染状況が比較的落ち着いていて陸路移動が可能なスイスあたりが人気な印象でした。

 

我が家も今年は車移動でパリに行きました。ハンブルクからだと一気に移動するのはハード過ぎるので、往路ではデュッセルドルフを経由し、復路はボン(ベートーヴェンの生家があります)&ついでにケルン大聖堂にちょっと寄り道…というルートで約1週間の旅を楽しみました。

 

久々のボリューミーな旅だったのでブログにて詳細にまとめたかったのですが、夏休みで家に子供がいる状況だとなかなかブログ執筆に集中できるタイミングが無くあせる 

もしかしたら、その内備忘録も兼ねて簡単に様子をご紹介するかもしれません。

 

 

 

で、本日の本題の「蚤の市」。

夏の旅先にパリを選んだ動機にも繋がるのですが、YouTubeの「お勧め動画」にたまたま挙がってきて何となく見てみた「パリの蚤の市」の動画が、私のパリ熱&蚤の市熱&アンティーク(ヴィンテージ)食器熱を大いに高ぶらせるきっかけとなりました。

パリ旅行でも念願の蚤の市に行くことが出来ました音譜

 

 

今までハンブルクでは何度か所謂「フリーマーケット」に行ったことはあったのですが(狙って行ったのではなく、たまたま見つけて立ち寄ったパターン)、私が以前行ったのはプロではない一般の人が出店している「それ、ほぼゴミやん!」と突っ込みたくなるようなものしか売られてないようなものでした。

 

でも実はハンブルクでも調べれば私が求めているような「蚤の市」がどこかでやってるのでは?と思い、ハンブルク州のHPを調べてみたらやっぱり!ありました!!(ちなみにドイツ語で「蚤の市」は「Flohmarkt」です)

 

というわけで、先週末にHafencityとIsemarktで開催されている蚤の市に出掛けてみました。

 

まず最初に行ってみたのが、Hafencity(港や倉庫街があるエリア)で開催されていた蚤の市。

我が家から徒歩10分程度で気軽に行けたのは良かったのですが、かなり規模が小さく欲しい物も特には見つけられず、物足りなさは否めない印象でした。

 

ただ、このエリア自体の雰囲気がとても素敵なので、お散歩としてはとても楽しめました♪

 

今まで気になりつつも行けずにいた「スパイス博物館」にもついに入れましたし。

 

 

 

 

そして翌日はIsemarktの蚤の市へ。

Isemarktは普段は平日週2回(火・金)、U BahnのHoheluftbrücke駅とEppendorfer Baum駅の間の高架下で生鮮食品をメインとした市場となっているようで、そちらも本帰国までに1度は行ってみたいと思っているのですが、平日ってのがネックで未だに行けておらず。。。

 

なので今回初めてこの場所に行くことが出来ました。

 

 

行ってみたらご覧の通り凄い人!!(蚤の市エリア内はマスク着用義務、監視スタッフも常駐していました)

 

駅と駅の間の区間なのでかなり距離があり、かなりの規模感!

そして、合間合間にコーヒー・クレープ・カリーヴルスト等の軽食が食べられる屋台も出ているので、子連れで行ってもそれらでたしなめながら楽しむことも可能。(笑)

 

 

アンティーク・ヴィンテージの雑貨や食器がズラリ。コレです、コレ!!正に私が求めていた「蚤の市」です!!爆  笑

食器類を並べているお店が多めでわたし的には大当たり!な感じでした。

私は現在フレンチアンティーク食器にハマっているのですが、やはりドイツということでフランス食器の扱いは少なく、ドイツ食器が多かったですね。

 

でも、iittala(イッタラ)の人気シリーズ「カステヘルミ」のガラス皿が山積みで売られていたり、ビョルン(ビヨン)・ヴィンブラッドの可愛いイラストの陶器製壁飾りが売られていたりと、北欧系の物はちょいちょい見掛けました。

 

ちなみにですが、「アンティーク」と「ヴィンテージ」の違いは、100年以上前の物かそうでないかで区別されるようです。

100年以上前に製造された物なら「アンティーク」、100年以下なら「ヴィンテージ」と呼ばれるみたいですね。

 

 

家具類も売られています。

 

 

 

 

そしてこの画像の左上の方に写っているレトロな雰囲気のくるみ割り人形、わかりますでしょうか?

実は今回、この子を我が家にお迎えしましたにやり

 

人形の作り自体もドイツで現行販売されているタイプのものとはちょっと違っており、エナメル仕上げのなんとも味のある風合いで、かなり古そうなんだけれど意外と破損や傷や汚れも無くとても綺麗な状態でした。

 

雰囲気的に「かなりお高いのでは…?」と思いながら、ドキドキしつつお店の方に値段を尋ねたところ、言われた金額は「15€」。

予想よりかなり安かったので、即決で購入しました♪

 

当初のお目当てだった食器類はコレ!といった物がなくて結局何も買いませんでしたが、今回のくるみ割り人形のように思いがけない出会いがあるのも蚤の市の楽しいところだな~と実感しました。

 

 

 

蚤の市に行きたくなる動画

お買い物中、「それ可愛くな~い?」とノリノリのテンションで言ってくれる旦那様を見て羨ましくなる動画でもある。(笑)

 

 

7歳の娘も私の影響で一緒にハマったMashAyaVideo。

 

パリ旅行に行った時も「MashAyaとひろゆきに会えないかな~?」なんて言ってました。(笑)

 

 

 

最後に、久々の更新なので最近のハンブルクの様子について。

 

6月から7月ぐらいにかけてグッと減っていた感染者も8月・9月はかなり増加傾向だったものの、日本のように医療がひっ迫している!という危機的な状況にはなっていない感じで、ここ最近は日本と同様感染者増加のピークは過ぎたのかな?という印象です。

諸々の規制もさり気なく緩和されている雰囲気で、最近は行動追跡アプリの使用を求められることなく入店できるお店も多くなっています。

 

観光客もかなり戻ってきていて、最近は団体ツアー客もよく見掛けます。

なんていうか、かなりコロナ前の光景に近づいてきている感じがしますね。

昨年は中止になってしまったHamburger Dom(世界最大規模の移動遊園地)も夏には復活しましたし(時間予約制、要陰性証明orワクチンパスといった制限はありましたが)、今年はクリスマスマーケットも開催されるっぽいです。

 

来年春に本帰国を控えているので、こうして再びドイツらしいドイツの様子を見られるようになってきたのは本当に嬉しいです。

残された約半年、ドイツに住む旨味を可能な限り噛み締めながら過ごしていきたいです!