スペイン、マヨルカ島の市街地「パルマ」での観光の様子です。(時系列はかなりバラバラです)
パルマ最大の見どころ、「パルマ大聖堂」
壮大な建物なので、湖(人口の塩水湖だそうで)の対岸側に回らないと全景が撮れません
大聖堂側からは地中海が見渡せます
パルマ大聖堂内部。とにかく広い…!
美し過ぎる祭壇。
ちなみにこの大聖堂、1度地震のため建物が損壊し、長期間かけて修復されたのだそうです。
修復時の天蓋部分等のデザインにはかの有名なガウディも関わっていたそうですが、意見の食い違いにより途中で修復計画からは手を引いているとのこと。しかし、サグラダファミリアの吊り天蓋はこちらがモデルとなっているそうです。
天井から垂れ下がる白い円盤状の飾りがとても印象的でした。
しかしどうやらこれ、クリスマス期間限定のものっぽいです。ここ以外の教会でも同じような飾りが施されていました。
よりフォトジェニックな写真を残しておきたい方は、クリスマスシーズンに行かれるのがお勧めです!
ちなみに、ハイシーズンである夏季の大聖堂の様子をYouTubeで見たのですが、とんでもない数の観光客で大聖堂内が賑わいまくっていたので、より静かにゆっくり落ち着いて厳かな聖堂の雰囲気を味わいたい方も、やはり冬季の方がお勧めかなと思います。
ステンドグラスがいちばん美しく見えるという午前を狙って行ったのですが、噂にたがわず本当に息をのむ美しさでした。
「光の大聖堂」とも称されている所以がよくわかりました。
とても全部は載せきれませんが、大聖堂内部には趣向が異なった礼拝堂が数多く配置されていました。
祭壇横の一角にはこのようなオドロオドロしい礼拝堂も。。。
調べたところ、マヨルカ出身のミケル・バルセロというアーティストが2001-2006年に改修を手掛けたとのこと。
どうりでデザインがこのスペースだけ前衛的過ぎると思った。(笑) でも個人的には嫌いじゃないです。
この写真だけだと伝えきれませんが、海や洞窟がモチーフになっている感じでした。
大聖堂の隣にある「アルムダイナ宮殿」にも行ってみました
アルムダイナ宮殿は、スペイン最古の宮殿の一つともいわれています。
古代ローマの要塞の跡地に10世紀に建てられ、もともとはアラブの要塞でした。13世紀にスペイン国王の宮殿としてゴシック様式で再建。
現在は夏の離宮として機能し、式典やレセプション等で使用されているそうです。
ちなみに、入場時には空港のような手荷物検査がありました。
宮殿バルコニーからの眺め
内部には多種多様なタペストリーや調度品などが展示されています
王様の書斎。赤を基調とした女王の書斎もありました。
宮殿付近の港エリアはこんな雰囲気
ヤシの木があるとリゾート感が高まりますね。
船も沢山停泊しています
ボルン通りでパフォーマンスしていた超巨大パンダ
本当に大きい上に、気が向くとなんだかとても独特な動きのダンスをしたりするので娘も近づきたいけど怖くて近づけず、一歩引いたところから見ています(笑)
ショーウィンドウに飾られているのは、「シウレル」というマヨルカ島の民芸品である土笛
マヨルカ島ならではのお土産を何か一つぐらい欲しいなぁとは思っていたものの、街で見かけるシウレルはデザイン的にはさほど好みではないしな…と思っていたところ…
マヨール広場のクリスマスマーケットにて、こんな可愛いト音記号型のオーナメントを発見!!(笛ではないのですが)
これなら持ち帰りもラクだし、クリスマスツリーにも飾れるし♪ってことで即購入しました
街を散策していると、画像左側のようなお洒落な出窓がある建物を多く見かけました。
こちらのグリーンの出窓も素敵な雰囲気
時折、このような給水スポットも見かけました
マヨルカには店構えやショーウィンドウのディスプレイが可愛いお店がいっぱい
聖エウラリア教会
内部の様子。小ぶりになったパルマ大聖堂という感じでした
シャンデリアのデザインが可愛くて、それがとても印象に残っています
パズルのお店を発見。世界中のいろんな種類のパズルや知育玩具を扱うお店のようです。
店内では売られている商品を実際に試すことも出来、大人も子供もかなり夢中になって遊んでいました(笑)
日本の商品もいくつかありましたよ。
ホテルのフロントスタッフの方にお勧めされて行ってみた「Marcat de l 'Olivar」
屋内型の市場で、生鮮食品を中心にお惣菜や雑貨なども。
飲食が可能なお店も結構あったので、ここで軽くランチを済ませるのもアリかと。
2階にはスーパーマーケットがあったのでお土産や水を購入
イベリコ豚のハムの販売スペース。豪快!!
外にはこんな遊び場が。
当然の如く、娘はここでひとしきり遊ぶのでした。。。
夜の「コート広場」。市庁舎があったりお洒落なホテルやレストランが並ぶ人気スポットで、夜は毎日すごい人でした。
12月25日、ほとんどのお店が閉まっているという状態でも「どこから湧いて出たんだ?!?!」という人出で大賑わい。
こちらはパルマの中心に位置する「マヨール広場」
ドイツと趣はだいぶ違いますが、クリスマスマーケットが催されていました。(ただし25日、26日はごく一部の屋台しか開いておらず、全てのお店が営業されていたのは私達が滞在していた中では27日のみでした)
聖書のいろんな場面を描写していると思しきミニチュアの置物がズラリ。とても画角には収まらない規模の売り場が展開されていました。
ハンブルクで見たクリスマスマーケットにはこのような感じのお店は無く、とても新鮮な光景でした。
調べたところ、このクリスマス飾りは「ベレン」と言うそうです。ベレンとは、イエス・キリストが生まれた「ベツレヘム」を指すスペイン語だそうです。スペインではクリスマスにこれを飾るのが定番だそうで。
屋台のデザイン自体は極めてシンプルで地味な印象
シュールな松ぼっくりの生首サンタ(笑)
マヨール広場すぐ近くにある通りにもクリスマスマーケットが。
ここも12月27日にやっとオープンしている様子を見ることが出来ました。
クリスマスシーズンのパルマはとにかくイルミネーションがとても華やかで、昼と夜でだいぶ違った表情を楽しめます。
こんな観光用の列車風バスも
旅行最終日、ホテル近くのベーカリーで朝食用のパンを買ったのですが、なんと床がガラス張り!!
下の階でパンを作っている様子が見えます。
絶対スカートで行ってはいけないお店。。。(笑)
空港にあったエンサイマーダのお店。
「エンサイマーダ」とは“豚の脂”という意味を持つ、マヨルカ島の伝統的な菓子パン。 バターの代わりに豚のラードを生地に練り込んで焼き上げられており、表面はパリッと香ばしく、中はふんわりとした食感が楽しめるというマヨルカの定番スイーツらしいのですが、食が非常に充実しているマヨルカでは慢性的に満腹状態で、なかなか「昼下がりにカフェでお茶とスイーツを楽しむ」的なことが出来ない方も多いのではないかと。
しかし、空港の手荷物検査後に行けるお土産コーナーの中にエンサイマーダの専門店がありますので、マヨルカ滞在中に味わうことが出来なかった方も、ここで最後の最後に購入可能です。
最後に、買ったお土産をちょっとだけご紹介
空港で購入したマヨルカ産オリーブオイルと「エル・コルテ・イングレス」というデパートで購入した可愛い缶入りのチョコ。
オリーブオイルは朝食時にパンに付けてオイルそのもののバランスの良い程よい風味を楽しんでいます。
チョコは缶のデザインに一目惚れして買いましたが(結構缶マニアなもので…)、中のチョコも高級感があり美味でした♪
でもよくよく見てみたら「Made In Italy」だったという。。。(笑)
こちらも空港の土産店で売られていた模様が素敵な、DEL RIO SALADOというブランドの小皿。(直径10㎝程度)
高そうに見えたのですが、小皿だと5ユーロ弱と思ったよりお手頃でした。
私は何かと小皿を頻繁に使うのですが、ドイツにはダイソーで買った安い物しか持って来ていなかったので、実用的かつ旅の思い出になるものが手に入り満足です。
次回はショパンゆかりの地「ヴァルデモッサ」の様子をお届けします。