グリム童話「ブレーメンの音楽隊」の舞台となったブレーメンに先週末日帰りで行ってきました。

 

最近、アクティビティのない街歩き系の旅を嫌がる傾向にある娘。。。

その対策として、ブレーメンへ行く1週間ほど前から動画サイトで「ブレーメンの音楽隊」のアニメを見せてました。

その上で、「今度の土曜日、ブレーメンに行ってみない?ここから結構近い所にあるんだよ。」

と誘うと、「行きたい行きたい!!!」と、思惑通り喰いついて来てくれました。(笑)

 

ちなみに「ブレーメンの音楽隊」って、実は結局ブレーメンには辿り着かずに話が終わるんですよね…(笑)

 

 

 

ブレーメンへは自宅から車で1時間ちょっとで行けてしまいます。

つくづくハンブルクって旅の拠点としてはかなり良い場所だな~と思います。

 

 

 

ブレーメンに到着して、最初に目に留まったのがこちらの教会

ドイツに来てみて凄くイイなぁ~~~と思っているのが、「日常的に教会の鐘の音が聴ける」というところ。

 

クラシックのピアノ曲の中には鐘の音をモチーフにした楽曲が沢山あります。

そういった曲を演奏するにあたって、本物の鐘の音、その場の空気感を体感したことがあるのと無いのとでは、その一音に込める感情が全然違ってくるのは当然のことだろうな…というのを実感しています。

 

 

 

通常、教会の鐘の音はしばらく鳴ったらそれで終了するのですが、なぜかこの日のこの教会の鐘はいつまでも延々と鳴っている。

なぜだろう?と思いながら教会の中に入ってみると…

 

どうやらこれから結婚式が始まる様子でした。

 

 

 

こちらの教会のパイプオルガンは地味目な感じ

 

 

 

教会の中はあまり長居しては気まずい感じだったのですぐ外に。

しばらくすると、花嫁さんが到着…!

良い光景を見せてもらえました♪

 

 

 

この教会のすぐ近くに「ブレーメンの音楽隊」像が。

これを見て娘は、「ホントにここはブレーメンなんだ!」と実感したようで、大喜びで写真撮影に応じてくれました。

 

観光客が触りまくるロバの足首部分と鼻部分だけがピカピカ金色に輝いていました。(笑)

 

 

 

屋台にもブレーメンの音楽隊モチーフがあって可愛らしい

 

 

 

 

 

マルクト広場から望む市庁舎と聖ペトリ大聖堂

聖ペトリ大聖堂でパイプオルガンの演奏が聴きたかったのですが、時間に間に合わず結局聴けず。。。あせる

というか、到着した時にはもう閉まっており中の様子すら拝めませんでした。

この日最大の失態…!!おーっ!

 

 

 

同じくマルクト広場の様子。

撮る場所によって全く表情が変わりますね。

 

 

 

 

この日は子供向けのイベントが開催されていて、娘はこのフワフワハウスに吸い込まれていきました。(笑)

 

 

 

 

至る所に音楽隊モチーフのものが発見できます

 

 

 

 

ベッチャー通り

とても素敵な雰囲気の細路地

 

 

 

可愛いキャンディーショップの前にも音楽隊モチーフ

 

 

 

しばらく歩くと、マイセン焼きのカリヨンがある建物が(2つの屋根の間にある青っぽいのがカリヨンです)

通った時に偶然カリヨンの演奏時間と重なり、マイセン焼きのカリヨンの音色を聴くことが出来ました。

めちゃくちゃ可愛らしい音でした。

 

 

 

路地を抜けてわりとすぐの所に川があり、港になっていました

 

 

 

 

ブレーメンで最も人気があると言われている「シュノーア地区」

可愛いお店がいっぱい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ストリートミュージシャンもチラホラ見掛けましたが、ストリートでハープ奏者を見たのは初めて

 

 

 

ポップな音楽隊

 

 

 

 

帰りがけに商店街の広場で見つけた音楽隊の足跡。

ロバ、ニワトリの足跡もちゃんとありました。

 

 

 

思いがけず目に飛び込んできた日本語!

川崎市のブレーメン商店街と友好提携を結んでいるそうです。(笑)

 

 

 

ブレーメン、夫の会社のローカルスタッフから「ブレーメンは正直微妙だよ。リューベックの方がいいよ。」と言われていたらしいのですが、個人的にはかなり気に入りました。まぁ、リューベックよりも更に可愛らしい雰囲気だったので男性ウケはイマイチなのかも。

女性は絶対この雰囲気好きだと思います!

 

今回は聖ペトリ大聖堂の中も見損ねたし、ちゃんとしたレストランなども利用せず終わり(時間の都合で簡単に済ませてしまった)いくつか心残りがあるので、またいずれ遊びに来たいな~と思ってます。

 

そして娘は「ドロボーに会えると思ったに…」と、どうやら泥棒に遭遇することがブレーメンに向かうモチベーションになっていたようで、帰り際ひどくガッカリしていました。(^ ^;;;