先日参加してきました。

 

松田紗依先生は、大学在学中に腱鞘炎を患ったことをきっかけに、その後の海外留学でロシアン奏法(重力奏法、重量奏法とも呼ばれたりします)を体得され、以後ロシアン奏法に基づいた指導を行われている方です。

 

今回は松田紗依先生が作られた導入用のテキストを実際の指導でどのように使うのかを、具体的に説明して頂くことが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

もうかれこれ何年も、子供の導入用テキストについてはいろんな教材を買ったりセミナーに参加したりして研究してきているのですが、その中でも松田先生のテキストは個人的に久々に出たかなりのヒット!でした。

 

指導、ということ以前にまず自分の演奏にすぐに活かせそうなお話も沢山聞けましたし、幼児期の子供を指導する上での声掛けの仕方やどういった態度で臨んだらいいかといったあたりについても、とても具体的で参考になるアドバイスが次々と出てきて、あっという間にメモ用のノートが真っ黒になっていきました。

 

松田先生のお人柄もとっても魅力的で、思った以上にすごく等身大な感じというか、相手をリラックスさせるのが非常に巧いといいますか、もしこんな先生に幼少の頃ピアノを習えていたら、きっと何もかもが全然違った形で成長出来たのだろうなぁ~…と、思わず妙な切なさが湧き上がってきてしまうぐらい自分の感覚にピタっとフィットする素敵な先生でした。

 

 

 

永らく子供の導入期のレッスンというものからすっかり遠ざかってしまっている状況ではあるのですが、来年から始まる海外生活からの帰国後、本格的に自宅教室のレッスンを再開した時にどんなレッスンを展開していくべきか…ということについて、実は水面下で着々とプランを練り準備を進めているところです。

 

多分、前回の海外赴任の前まで行っていたレッスンとはだいぶスタイルを変えて、新装開店することになると思います。

 

もう、とっとと海外生活を終えて早くバリバリ仕事したいです!(笑)