音楽室もだいぶ片付いたので、帰国して3ヶ月目にしてやっとピアノ調律師の方に来て頂ける状況となりました。
最後に調律して頂いたのは渡米する半年ほど前。
約3年半放置されることとなった我が家のグランドピアノは、帰国して弾いてみるとそれはもう酷い状態になっていました。。。![]()
音色もタッチもベチャベチャした感じというか……、なんだか謎の金属音も微かにするし…。
繊細なコントロールなど全く出来ず制御不能な感じ。
もちろん調律も狂いまくりです。
とにかくこれでは全く触る気にもなれない、という状態でした![]()
確実にガッツリと調整作業をして頂く必要があると思ったので、いつもお世話になっている調律師の方には1日仕事でお願いしますということで依頼をしました。
調律の様子。
グランドピアノを購入して以降、ずっとお世話になっている谷口さん。
鍵盤部分がピアノ本体からゴッソリ出てきた様子を見て、娘もビックリ。(笑)
興味深げに眺めていました。
作業中は基本的に私たちは退室していたのですが、娘が何度も見に行きたがって、仕方なく何度かお邪魔して見学させてもらってました。
作業の途中途中で、私がピアノを弾いてチェックさせて頂き、そこでこちらの要望をお伝えして、その希望に沿うよう再度調整して頂くということを何度か繰り返しました。
そして、作業して頂くこと約8時間(!!)
仕上がったピアノを弾いてみると、当初とはまるで別人!!ならぬ「別ピアノ」に生まれ変わっておりました。
タッチも音色もすごく私好みな感じで見事に調整されており、大満足の仕上がりでございました。あんなにタッチ・音色共に不快感しかなかったピアノだったのが、「このピアノならあの曲もこの曲も弾きたい!」と思えるピアノに![]()
同じピアノが調整一つでこうも違うキャラクターに持って行けるのかと、心底驚きました。
自宅教室でのレッスンは来年4月に再開させる予定です。(娘も幼稚園に入りますし)
ただ、当面はワンレッスン制の大人のレッスンに限定してやっていくつもりですが。
とりあえずそれに向けて、とても弾きやすくなったピアノで錆びつきかけているピアノのスキルを磨き、教材研究なども進めていこうと思います!
