<3日目-アンテロープキャニオン>


グランドキャニオンから車で約3時間。

行く道全てが大絶景で、始終感嘆しっぱなしのドライブでありました。





アンテロープキャニオンには「アッパー」と「ロウアー」の2つのポイントがあり、TVなどでよく紹介されている一般的に有名なのはアッパーの方です。


ロウアーの方は、より地底深くに降りていく感じで尚且つ入口から出口までの距離が長いため、危険度はアッパーより高まる分、よりじっくりと不思議な光景を堪能することが出来ます。


我が家は夫の希望によりロウアーの方に行くことに。

事前にネットでツアー予約を済ませておいて、当日受付で支払いを済ませるというシステムです。

受付で支払いを済ませ、自分たちが予約した時間までしばしの間待合スペースで待ちます。

時間が来たら数名のグループで集まって、まずはお互い軽く自己紹介。(やはりGWだったせいか、同じグループに日本人のカップルが2組もいました)

そしてガイドさんの指示のもと徒歩でアンテロープキャニオンの入口に向います。(移動時間は5分程度)

パパに肩車され上機嫌の娘。

しかしこの数分後なぜか急にママ抱っこモードになり激しくグズりだす。。。ガーン



アンテロープキャニオンの入口手前で、ガイドさんから安全上の注意やiPhoneで撮影する際の最適なカメラ設定の指示などがあり、いざ地底へ!!


入口には地底に降りていくための結構急な階段があります。自分一人だったら全然大丈夫だったと思いますが、この時は愚図った娘を抱っこ紐で抱っこしながらだったので、この状態で降りていくのは結構怖かったですあせる

あ、ロウアーの方は多分高所恐怖症の人は無理だと思います。(笑) 閉所恐怖症の人も厳しいかも。(^ ^;

それから子連れの場合ですが、抱っこ紐で抱っこできるサイズの子供だったらロウアーでも問題なく行けると思いますが、もしかしたら3歳以上になってくると子供によっては「怖くて行けない!」と言い出してどうにもならなくなってしまう可能性があるかもしれないです。(抱っこ紐を使わない普通の抱っこやおんぶでの階段の昇り降りは危険な感じだったので…)



中に入ってみるとまさに、「おぉーーーー!TVで見たことあるヤツだ~~~~~!」って感じでした。

薄っぺらい感想でスミマセン。(笑)

TVなどの映像で見る感じだと、もっと土っぽい感触なのかなと思っていたのですが、実際は壁になっている部分に触れてみるとカッチカチの岩!という感じでした。

確かにそりゃ土みたいなテクスチャーだったら、日々風雨にさらされ、1日に何百人という観光客が訪れる中、こんな形状を保てないですよね。(^ ^;


どう写真を撮ってもなんとなくアーティスティックな1枚になる。



風に髪がなびく女性の横顔のような形をしている、とガイドさんに言われたポイント。

言われてみれば、そう見えてきます。


時折こんな感じの階段が現れます。




しかし、、、始めの方こそ感動しながら眺めていた光景も、あまりの距離の長さと、まぁハッキリ言って同じような雰囲気がずっと続いているという感じだったので、途中からだいぶお腹いっぱいモードになってしまいました。(^ ^;; しかも後半は、地上で強風が吹いていたせいで大量の砂が吹き込んできて、全身に砂が掛かりまくるし。。。(大自然の中でのことなので文句は言えませんが…)


ちなみに、多分ここで砂を大量に吸い込んだせいに違いないと思いますが、この後3週間ほど夫婦揃って気管支炎のような症状に苦しめられることとなりました。(^ ^;; (娘は抱っこ紐のフードで守ったお陰か、とくに症状が出なかったのが幸いでした)


でもある意味、「もう1度来たい!」とは思えないほど一生分堪能できたので良かったです。(笑)



最後の出口は本当に狭くて、人ひとり入るのがやっとな感じ。

地上から見ると、まさか地下部分にあんな世界が広がっているなんて思いも寄らないです。

最初に見つけた人スゲーーーと思いました。


そんなわけで、なんとか穴から抜け出して、ツアーは終了。



この後、「グレンキャニオン・ダム」というダムを少し見学。全米第2位の規模のダムだそうです。

肝心のダム側の写真が上手く撮れなかったので載せられないのですが。。。あせる(これはダムの手前の写真です)



そして、次なる目的地である「ザイオン」へと向かいました。

(ザイオン編に続く)