先日、デイケアに娘を迎えに行ったら、担任の先生から神妙な面持ちで1枚の紙を渡されました。
そして、この日娘がクラスメートの誰かに(具体的に誰とは言われない)噛みつかれて少しケガをしてしまったと、申し訳なさそうに報告されました。
ちなみにこの紙、裏面にもギッシリ文章が書かれています。
娘の腕を見てみると、「あぁ、噛まれたんだな」とハッキリわかる形の傷が出来ていました。
噛まれた時は痛くて泣いたかもしれませんが、迎えに行った時の娘はケロっとしていて特に心配はなさそうな感じでした。
まぁ年齢的にもこんなこと今後もちょくちょく起こりそうですし、それは別にいいんです。
あと、親としては今回は被害者側だったのでまだ気楽なもんですが、加害者になってしまった時の方が気まずいよなぁ…とか、思ったりしました。
そんなことより驚いたのが、今回もらった「インシデント・レポート」の存在です。
ちゃんとこんな場合のためのテンプレートが用意されているんだなぁ、アメリカらしいなぁ、と。
今回、「Biting(噛みつき)」という項目のレポートをもらいましたが、他には一体どんな事案のものが用意されているんだろう?と気になりました。(笑)
この紙には、噛みつき事案が起こった際にデイケアがどういった対応をするのかというポリシーがかなり具体的に書かれていました。
噛みついた子にはどんな指導をして、噛みつかれた子にはどんなフォローをするのか、もし今後も同じような事が繰り返された場合はどう対応していくのか、等。
しかし知らない単語が多発し過ぎていて初見では解読できなかった文章が多々。。。(^ ^;;
あとで夫と一緒に、二人ともわからない単語は調べつつ、訳してもらいながら読みました。
こういうドキュメント、こっちに来た頃と比べたら読む力はだいぶアップしたという実感はあるのですが、ジャンルによってはビックリするぐらい全然意味がわからない…ということもまだまだ多くあります![]()
やっぱり単語の意味を知らないと厳しいですね。
なんにしても、デイケアで何かアクシデントが起こった時、こういった形でちゃんとポリシーを示してくれると、親としてはかなり安心感があるなぁ、と今回のことで実感しました。
あと、アメリカ人ってこういう時にちゃんと謝罪してくれなさそうなイメージがありましたが、娘の担任の先生は「噛まれる前に防いであげられなくてゴメンね」という旨の謝罪の言葉を言いながら娘をギューーっとハグしてくれました。
まぁ、こういった経験込みで子供たちは成長していくのでしょうから、多少の事には動じずにこれからも子供を見守っていけたらと思います。
