これまた娘をデイケアに入れるまでは全然知らなかったことですが、アメリカの多くの学校では5月の第1週目が「Teacherss appreciation week」と定められているようです。
これはその名の通り、「先生に感謝する週間」ということになるのですが、具体的には、スクールの先生達に日頃の感謝を込めてギフトを贈るというものです。
とは言え、決して強制ではありません。
でもスルーしづらい雰囲気づくりはされてた感がありました。(笑)
初めて経験するこのイベント、いやー、なかなかのカルチャーショックでした。
2週間ほど前からクラスルームの前に、担任の先生の「お気に入りリスト」が張り出されます。
お気に入りのショップ、飲食店、好きなお菓子や飲み物、好きな色や香りなど。
そしてしっかり「苦手なモノ」まで書かれている。(笑)
なるほど、これを見て先生の喜びそうなものを察して用意して来いってことなのね、と。
しかしなかなか選択肢が多くて迷っちゃうな~~…などと思い、ウダウダしたまま時が過ぎておりました。
すると、その週間が始まる前の週ぐらいになってデイケア側から1通のメールが。
メールには「下記のサイトにアクセスするように」と、リンクが貼られていました。
それは「SignUpGenius.com」というサイトでした。
みんなが持ってくるギフトの内容が偏らないように、デイケア側である程度定められた具体的な品がそのサイトの専用ページに登録されており、その中から自分が先生に贈りたい物を選んでサインアップするという仕組みになっていました。
ほお!!イマドキはこんな画期的なシステムが作られていたのか!!!と、感心したのですが、実際は使い方をよく理解できていない保護者の方も結構いて、うまく機能していたとはいえない状態でした。(^ ^;;
ちなみにうちの娘のクラスは
月曜日:Spa Day - Personal care or pampering items such as lotions, mani/pedi items, etc.
水曜日:Lucky Day - Scratch-off lottery ticket
金曜日:Gift Card Day - Gift cards from the some of the teachers' favorite stores
となっており、私は用意しやすそうなギフトカードを選択しました。
アメリカでは、いろんなショップのギフトカードが大手のスーパーなどで豊富に売られているので。
娘のクラスは担任の先生が3名いるため、3名分のギフトを用意する必要があったわけですが、結局私は全ての先生に15ドル分のスターバックスのギフトカードを贈ることにして、それだけだと見た目的にちょっと淋しいかなと思ったので、それぞれの先生の好きそうな物(チョコ菓子や紅茶など)を加えて、メッセージカードも添えてラッピングしたものを用意しました。
担任の先生、人数が多いのは日頃のことを考えるととてもありがたいのですが、こういう機会にちゃんとそれなりにしようと思うと、なかなかの出費になってしまいますね。。。(^ ^;;
ギフトカードもね、本当は各先生が具体的に挙げていたショップのものをプレゼントしたかったところなのですが(H&MとかForever21とか)、お店で探してみたら多くのショップのギフトカードの最低金額が25ドルからになっており、3人の先生に25ドルずつかけたら75ドルかぁ。。。と、だいぶ躊躇してしまいまして。。。
先生が一人しかいなかったら迷わず買ったと思うんですけどね。そこまで頑張る必要はないんじゃないかなと判断させて頂きました。
メッセージカードに書く先生へのメッセージもさりげに苦労しました。伝えたい感謝の言葉はいろいろあるものの、それを英語で書かなければならないので、部分的にはネットであれこれ検索して見つけ出した例文などを参考にしながら書き上げました。
数日の間にいろんなお店をハシゴして準備したので、当初思っていたよりも結構な労力を使ったなぁ…という感触でした。
でも、異文化に触れられた良い機会でした。