Dr.Seuss(ドクター・スース)という絵本作家をご存知でしょうか。
…という私は、全くその名前を知らずにいたのですが、アメリカではどうやら知らない人はいないぐらい有名で人気のある絵本作家であるようです。
アメリカの多くの子供たちは彼の絵本を読んで育つ!的な感じらしいです。
そして、3月2日はそのDr.Seussの誕生日だったようで、それに伴い先週のデイケアは「Dr.Seussの誕生日を祝う週間」ということで、1週間の間毎日何らかのドレスコードがありました。
娘は週3なので行ってない日もありますが、どんなドレスコードがあったかというと…
月曜日:ストライプの服
火曜日:パジャマ
水曜日(Dr.Seussの誕生日):Dr.Seuss関連のお気に入りのキャラクターの何かを身に着けてくる
木曜日:変わった髪型にしてくる
金曜日:左右で柄違いのソックスを履いてくる
という感じでした。
娘は火・水・金が登園日なので、火曜日はパジャマでデイケアへ。
前の晩に着せていたパジャマのまま行かせたので、この日は身支度がラクでした。(笑)
でも、デイケアに着くまでは「もしみんなパジャマじゃなかったらどうしよう・・・?」とドキドキでした
実際行ってみると、子供たちのみならず先生たちもみんなパジャマでなんだか不思議な感じ。(笑)
そしてこの日のランチには「Green eggs and ham」というナゾのメニューが。
あとで調べたら、こういうタイトルの有名な絵本があるんですね。
何で着色したのかはわかりませんが、ランチでは緑色のスクランブルエッグ的なものが出たようです。
う~~~ん、なんでしょうね。日本で言うならば「ぐりとぐら」の巨大カステラを再現してみようと試みる感覚…みたいな感じなんでしょうか?(笑)
水曜日、3月2日はDr.Seussの誕生日ということで、娘は「The Cat In The Hat」のネコのキャラクターのTシャツを着ていきました。
実はこのネコが出てくるアニメ、昨年はほぼ毎朝娘と観ていて(今年に入ってから放送時間帯が変わってしまってあまり観なくなった)、アニメの中で毎回必ずキャラクター達が歌っている曲があるのですが、娘はその曲が出てくる場面が大好き。(逆に言えばそれ以外の場面はほとんど観てない) このネコのイラストを見たら反射的に「ゴーゴーゴーゴー!」と言うくらい。
ちなみにコレ↓
おそらくDr.Seussの創り出したキャラクターの中ではこのネコがいちばん有名なのであろうと思うのですが、毎日TVで観ていたのにそれがDr.Seussの作品だとはずっと知らずにいたという。。。(^ ^;;
多分、娘をデイケアに入れていなかったら何も知らないまま日本に帰ってたんだろうな。
あ、あと日本でも知名度がある程度あるもので言うと「グリンチ」という映画も原作はDr.Seussのものみたいですね。
今回のようなイベント、娘の通うデイケアに限らずどうやらアメリカの多くのスクールで行われているらしいですね。
近所のKroger(スーパー)のBookコーナーでも、ちょっとした特設コーナーが設置されていました。(絵本も期間限定で通常価格より安くなっていました)
そもそもこのイベントの告知が遅かったので、慌ててAmazonでTシャツを探して買いましたよ。。。(実店舗ではグッズが見つけられなくて…)
別にドレスコードがあっても着てこない人は着てこないみたいなので、スルーしてしまおっかな・・・とも一瞬考えたのですが、やはり何かやった方があとあと良い思い出になるだろうしな、と。
Tシャツも送料込みで4ドル弱と安かったので、ここは買っておこうとなりました。
しかし、3月2日当日、やっぱりこの日のドレスコードは多くの人にとってハードルが高かったのか、パっと見た感じでは娘のクラスメートで何かしらのネタを仕込んできている子はいませんでした。
もうちょっと上の年齢のクラスだと「The Cat In The Hat」のネコがかぶっている帽子をかぶってきている子がいたりしたのですが。
そしてここでもやはり子供たちより気合が入りまくっていたのは先生たちの方でして。(笑)

上記写真には含まれていませんが、園長先生までもがしっかりとコスプレしておられました。
娘の担任の先生も「グリンチ」をイメージしたと思しきセクシーサンタ的な格好をされてました。
最終日、左右柄違いのソックスを履いていくというのはミッションとしてはとても簡単だったのでラクだったのですが、この季節だと特にみんな長ズボンはいてますし、柄が違ったところでそもそも見えないっていうね。(笑)
なのでこの日は見た目的にはほぼ普通の日という感じでした。
ただ、子供たちはこの週は毎日Dr.Seussの絵本の読み聞かせがあったり、Dr.Seussの作品にまつわるクラフトを作ったりと、ちょっと特別な1週間を過ごしていたようです。
そして私もKrogerで安くなっていた絵本を1冊衝動買い。
Hop on Pop (Bright & Early Board Books(TM))/Random House Books for Young Readers
Dr.Seussの多くの絵本は同じタイトルでも通常版とミニサイズのボードブックがありまして、ボードブックの方は1、2歳ぐらいの子でも楽しめるように編集された内容になっています。
今回私が買った本も言葉遊びがすごく面白くて、リズム良く読んであげると娘もリズムと言葉の雰囲気を真似して復唱してきたりします。そして単純な内容ながら大人が読んでも結構英語の勉強になります。
帰国する時に向けて、未来の娘用にこのシリーズの絵本を沢山買っておこう!と思いました。