ようやくアイリッシュ文化に触れられるCCEに通い始めて、
アイリッシュダンスについて、色々わかってきたことがある
アイリッシュダンスにはステップダンス(競技ダンス・地方独特のスタイルのダンス)、セットダンス、シャーンノススタイルがあるらしいということ
Riverdanceで踊っているダンサーたちは競技会(アイリッシュダンスワールドチャンピオンシップス)などでの優勝者または上位入賞者だということ
そして、
ステップダンスは日本で習えないということ
アイルランドでは大人の初心者に教えてくれるような地元のダンススクールはなかなかなさそう
競技ダンスは子供達が踊るもので、アイルランド人は20歳になる前にダンスをやめるらしい
シニアの部(当時21歳以上)があったとしても子供の頃がっつり踊っていた人が大きな競技会に出ている
ということ
その頃既に19歳、アイルランドでいう引退の年齢だった私
でも深く考えない私は、何とかなると思っていた。
そして1998年、インターネットで検索して引っかかった
Limerick Universityのサマースクール”BLAS”に2年連続で参加した。
初めてのアイルランド、そして初めての講義。
何もかも新鮮で楽しかった。
Blasが立ち上がって2年目、こういったサマーキャンプが他になかったからなのか
色んな国の方がアイルランドの文化(音楽、歌、ダンス)の講義と実技を学びにきていた。
地元の若いミュージシャンやダンサーもいて、みんな才能があってとても魅力的な人たちばかり。
2週間午前午後みっちり講義&実技に出席し、空き時間に練習。
夜は(夜中)コンサート、またはパブでのセッション、最終日はパフォーマンス。
1週間を終えたあたりからみんな風邪をひき出すし、唇に変なできものができている人が増える最後の3日間はもう記憶にない!みたいな状態。
でも、日本では経験したことのない最高な時間だった。
98年以降毎年アイルランドへ行くことになるのだけど、
この時の経験で私の人生が変わったのだと思う