お話しを頂いてから、イベントへのイメージは、どんどん変化していにました。
「本気の本読みとは、なんぞや?」
本気と書いて
マジ😏と読む
なんて、カラクリでもなさそうだ🤪
本読みも、立ち稽古も、通し稽古も、手は抜かねーぞー!本気の本読みっちゃー、どーゆーことなんやー!
まあ、生き死にに関わる問題ではナイ。
黙って台本、読めば良い、と思いつつも、初めてのイベント参加に、若干の戸惑いあり🤣
頂いた演目は、それぞれが、短編で、映像にしてもショートムービー。舞台だとしたら、オムニバス形式にでもしないとな的な長さ。
そんな長さで起承転結を盛り込むのは、よほどの秀逸な作品。短ければ何でも良い訳じゃないし、短い作品が、単純に「簡単に」書けるものでもない。
1時間半から3時間くらいのストーリー展開があって、伏線があり、息を抜く場面もあって、色んな事があってのエンディングを、観客は自然に「期待」してるはずなんです。
しかも、登場するのは、マックスで6人ないし5人。
そして、台詞だけで、まあまあ展開する作品って、限定されちゃいます。(このイベントが密かにブームになれば、ビブリオライブ作家さんも名乗りを上げるかも😉)
そう言う訳で、あとから聞いたのですが、このビブリオライブ用に、書き直された作品であるすらあって、私が読んだ「いききれない2人」は、まさに、主催の植松愛さんと、作者で監督の菱沼康介さんが毎回、練り直して読んでる作品だそうです。
もともとは、男性2人で舞台上演されたとか。
それを今回は、女性2人の設定にしてのお披露目。
朗読でもなく「本読み」という、芝居を作る過程の1つのステップを切り取って、ショウアップせずに、まんまやる。
と、確認して、本番を迎えました。
打ち合わせなし。勿論、その前に一回、読み合わせることもなく、本当に、本読み当日、稽古初日のように、初めてお手合わせ。
だから、特別な緊張はなく‥
本読み独特の緊張感のみ感じながらの読み合わせ。
10時からの回は、ふじもり夏香さん作「カレーかハヤシか」を小槙まこさんと。
初めて作品に触れた方には、そこそこのホラー感があったのではないかしら。
この作品は、この「本読み」というテーマに1番適してると感じている私です。
主観なく、お客様の頭ン中だけで進行するのが、1番スリリングな気がしました😊
本読みと、本読みの間にエチュードタイム。
エチュードってなんぞや?と、分からない方には「おままごと」のような事を、大人が真面目にやるやつ、ってザックリ説明。
インプロ(インプロビゼーション、即興)とか、そういう類い。
葉っぱを「お金」に見立てたり、友達を「お父さん」だと思って会話したり。
「ここは、誰それちゃんちね」
とか「ここは本屋さんね」とか。
「○○ごっこ」
即興、って、まあ、そういう事です。
時間制限を設けて、その間を演じ(ごっこし)ます。
場所、そして、初めに発する「台詞」と、制限時間の3分最後に言う「台詞」が、決められ、もう一つ、縛りがあります。
会場の方から、このエチュード内で発する「言葉」を当日予め提出して貰って、それをバケツに入れ、演者は、好きなタイミングで1枚引き、その言葉を即座に物語に台詞としてブチ込む。
楽しいねっ💕
3分だからね。
すぐ終わっちゃう。
10時からの回。
なんて、台詞から始めたんだっけなぁ?
関さんが万歳しながら叫んでたよなあ🤣
なんか「やめる、とかやめない」とかの話になって私は「お誕生日おめでとう」って言葉を引いて、最後は植松さんの「魚釣り」で、来年も集まろう?みたいだった気がするなぁ。
結局、12時半からのエチュードも「犯人はおまえだ!」で「雨降って地かたまる」的な台詞だったよな‥
思い出せないもんだなぁ😅
ちなみに、12時半からの私が引いた「Back beatで」は、もう、料理の仕様がありませんで、目の前に居た森谷勇太くんに、丸投げした😅
これ何の為にやるのか?っていうと、役者の心の運動。
エキササイズ、練習です。
アスリートが、筋トレするように、役者も、筋トレする。
心の筋トレです。
バッキバキになるんじゃないんだけど😂
トレーニングして、ストレッチして‥
心がちゃんと反応出来る準備運動や筋トレする。
「ごっこ遊び」を真剣にする。
自分の出来る事、出来ない事、確かめて、出来る様になろうとするのも良し、出来ない自分を「知って」備える事も良し。
大切な訓練。
それすら
見せちゃう😝
ビブリオライブ、なんてイベントなんだよ💦
さて12時半からの回の演目は『いききれない2人』を植松愛さんと。
もう1本は、山田能龍さん作『ゴミ捨て場の定義』を、小槙まこさん、レノ聡さん、関幸治さんと。(森谷くんとは絡まなかったんだなぁ😢)
どの作品も、ひとりで脚本を読んでいた時には感じなかった思わぬ心の動きがあり、嬉しい瞬間を体感しました。
これは、芝居を作ってゆく中で起きる現象で、自分では、コントロール出来ない、または、準備しても到達するかどうか分からない、不思議なモーメント。そのモーメントは、偶然だとしても、必要な感情であったなら、その感情を、いかにして「再現」し続けるか、それが、役者の仕事になります。
初めて降って湧いた感情。
それは、初めてだからこその感情。
でも、舞台などは、毎日毎回、その瞬間に、その感情を再現させて、あたかも初めて体現してるかのような演技をお披露目しなくてなりません。
映像の場合は「ぶっつけ本番」などと言う荒技で、二度と撮れない表情や瞬間を記録出来ますが、舞台公演の場合は、そうはいかない。
その「再現力」は、技術、スキル。
役者の仕事って、その繰り返し。
顔合わせと本番。
ここ暫くタブーになっていた「打ち上げ」って言葉も使えるようになってきたっぽい。
ちょっと楽しかったんじゃないの〜🤣❤️
植松さん、声かけてくれてどうも有難う!
お手伝いの皆様、会場のスタッフさん、そして、共演の皆様、素敵な時間をありがとうございました!
会場で、体感した皆様‥
どんな感じだったかな😊?
こんな瞬間の積み重ねで芝居が出来上がってゆく、って知ってもらえたなら、役者冥利に尽きます。
来年もまた、このイベント開催されるそうです。
植松さんとビブリオライブから、目を離さずに!
2022.12.31(土)
<chanter et chanter! 34>
藤田朋子(Vo)
桑山哲也(Acc) 雄太(Pf)
田中なずな(guest vo.)
開場21:30 開演22:30
*会場には、この日だけのメニュー、年越しそば、お汁粉のご用意も‼️
※2023ルパン君カレンダーの販売もございます
🎟チケットは2種類🎟
🌼入場チケット(配信アーカイブ視聴、1ドリンク付き)¥5.500
🌼ご予約方法🌼
タイトルに
「大晦日ライブ」
本文に
①お名前
②ご希望枚数
③お電話番号
を明記の上
🌼配信チケット(アーカイブ配信視聴付き)のみ🌼お好きな時に何度でも視聴出来ます‼️
¥2,500 10/22発売開始です
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2022年12月9日公開🎬
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㊗️アカデミー賞長編アニメーション賞