下北沢、本多劇場に
ゴツフロ『十二人の怒れる男』を観劇しに行きました。
まだまだ袷の季節なのに、暑いから、浴衣を着物っぽく着る季節到来。
帯留めは、先日の『ヒルナンデス』ロケで、村山輝星ちゃんから頂いたブローチを、紫陽花に見立てて。
『十二人の‥』は、石坂浩二さんが演出、出演のバージョンを観た記憶があり、その後は、舞台では観ていなくて。
調べたら、1985年だった!
ひゃー!
大学生の頃だ。
もしかすると、1番舞台を観ていた時期かもしれない。
あれから時は流れて、何度も再演されている作品。
ある年齢になった男優さんなら、演じてみたい演目のひとつになっているのではないでしょうか。
2月にご一緒した佐藤正和さんからのご案内で、今回は足を運びました。2月の同じ舞台に立った島崎遥香ちゃんも、お誘いして。
出演者の中には、旧知の渡邊聡くんも。
なんと、佐藤さんと同い年と聞いてビックリ。
若い頃の聡くんは「年下の真面目な男の子」ってイメージだったけれど、いやいや、もう、ええ年やん😅
本多劇場の景色は、いつもと違って、舞台が通常ある所にも客席が設られて、中央に、周り舞台を備えた舞台が創られていました。
物語りの中で、その舞台が方向を変えたり、周りながらの会話があったり、という演出でした。
さてここから、内容に触れます。
あらすじを知りたくない方は、次の写真まで飛ばしてくださいませ😅
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あんなに昔に観たのに、ナイフの件だけは、よーく覚えてるんですよね。
あの展開が、とても響いたと記憶しています。
石坂浩二さん演出では、影絵を使っていた気がします。
少年がナイフを振り下ろす影絵とか、最後は無罪の少年がガッツポーズを取る影絵だったような?
年月が経って、心に刺さるエピソードに変化がありました。
今日は、キャンディ配ってる人の様子と、佐藤さんのアメリカ人が最上人種と勘違いしてるエピソードなどが、ひっかかりました。
時代が流れても、抱える問題は、さほど変わらない、それが、この作品の普遍的なところかもしれません。
ただ、良い仕立てのスーツ、ナイフの扱い、廊下が暗い話、メガネの話などは、はっはーん、とすぐにならなくなったかな?とも感じました。
スーツを仕立てる事がどういう意味か?とか、スラムの喧嘩はナイフである、とか、廊下の暗さは、今とは比べられない程の電気の光量とか、メガネのレンズはガラスで、鼻に跡が付く、というのは、今の比ではなかったことを想像させるのは、なかなか難しいな、と。
シェイクスピアや、チェーホフくらい古典になれば、こちらも観る前に勉強しなければ、と心構えも必要な事を理解するけれど、そこそこの年代は、何か、想像して乗り越えられそうな気持ちでいるけれど、なんのなんの、かなりのカルチャーギャップが溢れている事を演出や演者は、表現するときに気にかけなくてはならないのかも?と不便さを感じました。
配られたフライヤーには、アメリカの測量の単位や、見取り図などが記されていましたが、ネタバレになるから、上記のような事は、事前には説明出来ない事がモドカシイ。
そうなってくると、そういう事もひっくるめて、お客さまを、ねじり伏せ、引き摺り込む熱量、技量を要求される会話劇の醍醐味が重要なんだと思いました。
かくして、奈良橋陽子一派の渡邊くん。
たんたんと、そして、熱く演じていて、なんだか嬉しくなりました。
彼の顔が高揚し、赤ら顔になる様は、遠くからも見えたし、それが胸に響きました。
彼が心に抱えるものを、私も心に受け止め、それが鎮まる様子を芝居の進行と並行して注視してしまいました。
私も頑張らなくちゃなー
こうして、ずーーーっと演じる事を辞めないで続けている仲間と会うのは、なんとも言い難い「良い」気持ちを得ます。
真っ直ぐに「演じる」事を続けている事。
誇りに思える仲間。
千穐楽でしたが、その時間、私の古巣、東京学生英語劇連盟も、今年の公演の千穐楽だったはず。
観に行かなくてごめん!
みんな、みんな、お疲れ様!
コロナを乗り越えて、やり遂げた皆様へ、拍手!
そして、こんな時代もあったね、と〜と、中島みゆきさんのように笑える日を、早く迎えられますように。
終演後は、ぱるるにもタイのお土産を渡して、久しぶりに話もしたくて、ご飯して帰りました。
お店のデザートが、食べたいものが品切れ、という残念な雰囲気で、そのまま帰路についてしまった我ら。
ぱるるを送り届けてからコンビニに寄ってアイスを買ってしまったよ。
もっとゆっくり次は、皆んなで会いたいな、ってアイスを齧りながら思った私でした。
今週水曜日の
テレ東『ソレダメ!』出演します😉
いよいよ再来週の金曜日
6月3日公開🇮🇹
6月17日(金)
桑山哲也コンサートに出演します❤️
ミュージックラウンジ Chill Music Concert
〜ほっと一息いかがですか〜(仮)』
19時開演(終演は20時半)
於 下北沢/北沢タウンホール
出演
桑山哲也(アコーディオン)
大貫祐一郎(ピアノ)
藤田朋子(歌)
入場料 3.000円
💓私がプロデュースした器やジュエリーのブランド
🌛じゅわいぼる🌛通販サイトが出来ました🌈
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三人姉妹のお母さんです。
ザ・ビートルズ
ゲット・バック・プロジェクトの全貌
㊗️ゴールデングローブアニメーション作品賞受賞
ミラベルのおばさん、
ペパ(吹き替え版を担当)も歌う『秘密のブルーノ』が全米チャート1位㊗️