日差しは厳しいけど、風は確実に秋なの。




本日は、ネイルを外しに。







新しい作品への助走です。



少しずつ、役に近づきます。






その役の人の生活環境、収入、嗜好、ルーティン、性格など、探っていく過程。



楽しいです。







客商売をしてる人。

毎日、倒れ込むように朝まで働く人。

豊かな収入はない。

自分の事よりも、優先すべき事がある人。

まだまだ想像すべき事柄が沢山ある中、今回は、ジェルネイルはオフ。



作品ごとに

ヘアカラー(色合い、白髪具合など)

ヘアスタイル(カット、パーマ)

ネイルの状態

それぞれの美容師さんと、それぞれに相談して、監督の思い、イメージに近づけるスタイルを探っています。



皆さん

長いお付き合いの方だから、一緒に真剣に考えてくださいます




藤田朋子を、より「きれいに」見せるのではなく、演じる役柄に、藤田朋子がどう近づいて行けるかのサポートをしてくれます




時には、難しい話にもなります


作業として、髪や爪を傷める可能性があったり、美容室レベルでは出来なかったり

アイデアは面白いけど、現実的にどうなの?みたいな時も😅


何せ

「美容」のプロ


最終的に「で、いつ、元に戻すか」まで考えてくれてます😊






今回も、昨日の衣装合わせを踏まえて相談。








ジェルネイルを外すと、少なからず爪が薄くなるので、割れやすくなります。


なので、出来れば、何か乗せたいネイリストさんの気持ちと、私から聞いている設定の人物像の間で、ふたりして、唸りながら、ジェルネイルを外す作業。


ジェルネイルを付け替えるのか?

付け替えるなら何色にするのか?

その色への意味合いとは?

付けないのなら、マニキュアを塗るのか?

そもそも

ネイルに時間やお金をかけるタイプなのか?

お金はあるけど、気力がない?

おしゃれしたいけど、お金がない?




いろーいろ話して、今回は「自爪の人」で行くことに。




清潔感のあるジェルネイルを乗せるか?

マニキュアにするか?

自爪っぽく「見える」色を乗せるか?

それなら乗せない方が自然。

ジェルネイルでなくて、色が必要なら、マニキュアを塗れば良い。








1時間、みっちり話した私達。



深いですね」😆







はい。


深いです。








いつも担当してくれるネイリストさん。


少し前に見たドラマで「ネイルやってるからかもしれないですけど」違和感を感じた場面があったと話してくれました。


お金がないことをぼやいてるギャル高校生役の俳優さんが、デコった長いネイルをしてた。

お金ないなら、ないなりのオシャレしてる風にして欲しかったなー、って。

その爪、お金なかったら出来ないよね?って思ったけど、仕方ないですよね、ギャルのイメージだし、と。



私は、裏側を色々想像して「そこまで考えなくていい、とか、言われたんじゃないのかな?」と話したら「私も、そうかなー?って思いました、け、どー😅気になってモヤモヤしてました」って。





衣装合わせ、というと、日本だと、衣装さんが作品に合わせ用意した服を、俳優が試着。監督のイメージを確認したり、俳優の意見などを交換する時間。


若い頃にちょろっと出た『ミスター・ベースボール』という海外作品の時の衣装合わせでは、生成り色の私のサイズに作られたスカートが数種類用意されていて、私はそれを試着。

ミニタイトスカート

ロングタイトスカート

フレアスカート

キャロットなど


それを衣装さんは見て、私の体型が、どんなイメージになるのかを確認


後日、衣装を揃えて、再度、試着


靴は、合わせたら「そのまま履いていて」と渡されました

???

「自分の形にして」


自分の靴の傷み具合を自然につけて、と言う意味らしい

服にも「自然の皺をつけておいて」と当日、衣装を着たら、そのまま着ていて良い!

デニムは「今、履いてるのを使っていい?」と相談されました


借りた服ではなく

自分の形になっているものを使う事で、自然な空間の一部になる




前に、私の尊敬していた俳優さんが、農婦の役を演じる時、農村に出向いて、背格好の似た方から、頭から足元まで全身の服を譲って貰った、という話を聞いた事があります。



その生活をしているからこその服の傷みや、擦れ、色の変化など、加工だけでは作り出せない真実がそこにあって、そこから更に創り出せる役へのアプローチも見つかる。






深い😅





いつもいつも

完全な環境に身を置けるわけではない


時間にも

経済的にも

制限はあります





でも

その中で、出来る限り、自分が真実の瞬間に生きる為のエネルギーを使って準備すること




そんな助走をして、本番を迎えるのです










現場に出向いたら

もう何も煩わしい事は考えずに

身を委ねて、そこにある事実、セットや小道具、そして、目の前の俳優さんとの

セッションを楽しみたい😊









藤田朋子が、作品の中の人物になって生きる時間












楽しみです😆🎬






さーて

今夜は

週の真ん中水曜日!



藤田朋子Instagram

インスタライブです!



夜8時から

誰でも無料で参加出来るお喋り会💕




今夜は

マクドナルドの

月見バーガー🍔

を一緒に食べよう!






ワタクシすでに

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待ちきれないよー




今日は、今週末のコットンクラブでの中嶋彰子さんとの素敵なステージのリハーサルに出かけた桑山くん

AKIKO NAKAJIMA & FRIENDS 豪華メンバーと送るデビュー30周年記念ライヴ黄金の1920年代が蘇るキャバレーナイト!リンクwww.cottonclubjapan.co.jp



桑山哲也くんのソロコンサートもあります‼️


メラキ🎵コンサート💕

2021年10月7日(木) 

東京オペラシティ3F 

近江楽堂


1部 開場:15:30 開演:16:00

2部 開場:18:30 開演:19:00

※1部、2部 入れ替え制


前売り5,000円(税込・全席自由・整理番号付)当日5,500円(税込・全席自由・整理番号付)


出演者:桑山哲也(アコーディオン)

門馬由哉(ギター)


チケットはここをクリック💕