立て続けにミュージカル観劇。
今をときめく竹内涼真くんの初舞台とあって
客層は、若い女性が多いような気がしました。
芝居の中で使えるグッズや、フォトシール!なんていうのもあって、イベント感も。
なんか目が寄り目になってます私😅
一昨日のソンドハイムさんとは真逆と言っていいよな物語。
明るくポップな音楽。
不覚にも
竹内涼真くんは、こんなに舞台映えがして歌唱が素敵な俳優さんだと知りました。
ソニンさんは勿論、エハラマサヒロさん、そして
竹内くんとソニンさんの息子役の福澤希空(のあ)くん!
良かった!
一昨日、観た
『メリリー・ウィー・ロール・アロング』
どちらも時空感が、飛ぶ話。
コロナ禍から飛び出して
現実を忘れて
物語に吸い込まれました。
開演前、休憩時間、会場では「お客様どうしの会話はお控えください」と繰り返し声がけがありました。
退場は勿論、規制退場でした。
ロビー(ホワイエ)のモニターでは、名だたる俳優さんからコロナ禍での劇場マナーや、心情のメッセージが流れます。
特別な時に劇場に出向く。
それを忘れさせてはくれません。
でもモニターから市村正親さんが
「Show
must go on!」
と語ります。
そう。
ショウ マスト ゴウ オン!
不要不急の外出と我慢を強いられるような「演劇」や「ライブパフォーマンス」
でも
心は欲している。
ご飯を食べたり、水を飲んだり、空気を吸うように、心にも栄養は必要。
それは
人に依っては外食かもしれない
野球観戦かもしれない
囲碁や麻雀かもしれない
ミュージカルや演劇鑑賞、音楽鑑賞の人もいる。
開演前、休憩中の、あの興奮した騒がしい程のざわめきすら禁止事項の今。
家族から
友達から
止められても充分に注意をして観劇する。
それが
2021年のスタンダード。
私はこの日も
沢山の拍手を送りました。
ウイットの効いたセリフに、笑い声を控えるのは辛いけど、拍手は沢山送りましょう!
一人一人の拍手は小さくても
感動の波は
唸りになって
ステージに向かって
大きな大きな花束になります。
そうして客席、演者、お互いの心が満たされて
ふ、となった時に聴こえてくる閉演を告げるアナウンス。
「今日という日に
同じ空間で
皆さまと
ご一緒できたことに
心より感謝申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。」
私は本当に感動して聞いていました
これを
2日続けて聞いた事。
そう。
リモートじゃないんだよ。
このコロナ禍。
この有事に、同じ空間にいられた。
息遣いを感じる空間に
一緒にいた。
歌、セリフ、動き。
空気が動く。
その空間で表現を伝えられた感謝を
主催の皆が感謝しているアナウンス。
このアナウンスに送り出されるだけで
劇場に足を運んで良かった、と思えるアナウンスです。
つい
私
拍手しちゃったんだ😅
そしたら
他の方も同じような気持ちだったようで、大きな拍手になりました。
舞台って、そういうものです。
チラシやポスターに顔が出ている人だけじゃない。
大勢の人の力ひとつひとつで出来ていて、その人達も含めての気持ちが表れていたアナウンス。
良かったらー
劇場で聞いてください。