昨日は午後から桑山くんとバラエティー番組のロケがありました。
そこでも私のカサカサ声が炸裂しちゃって、こりゃいかん…と。
ふー。
仕事が3日くらいなかったので、安静にしていたのに、カサカサ。
で、本日は、声のトラブルの時にすがりつく病院へ行きました。
総合病院なので連休明けだから混んでるかなーとも思いましたが、意外とスムーズ。
受付ロビーでは大先輩の歌手のYさんを見つけご挨拶。
「声、どうしたの?」
「ポール・マッカートニーのコンサートではしゃぎ過ぎました…(苦笑)」
「あらー」
「Yさんは…?」
「私はメンテナンス。1週間にいっぺん、必ず(笑)」
おおおおおおおおおおおお!
さすが!
さすがでございます!「じゃ、ね、お先に!」と軽やかに去って行かれました。
あー
尊敬だー
尊敬だー
ちゃんとしてらっしゃる。
あーー
見習わなきゃだー
素敵だー
受診する場所で私が待っていると、診察と吸入を終えたYさんが本を舐めるように読んでいる私のお膝を、こしょこしょっとして「お大事にね!」と去っていかれました。
順番が来たら先生から「Yさんから、聞きましたよ(笑)コンサートで。ねー。じゃ、ちょっと診ますか…血が出てるかもしれんなぁー」
「え、えー?!」
傷が付いてるらしい。
んなー
「…点滴、しましょうね。吸入機器、ありますか?お薬だしますね。」
「(はい)」
「とにかく喋らないこと」
「(こくん!)」
ひゃあーーーー
点滴ぃー。
うん。
今夜は桑山君は泊まりのお仕事ゆえ、喋ることもないぞ。
静かにしていよう!
とお会計に行くと、見覚えのある後ろ姿…
そぉぉぉっと近づいて確認。
「Mさん…!藤田朋子です」
「あらーどしたのー?」
「ちょっと… ポール・マッカートニーのコンサートではしゃぎ過ぎまして… 」
「あらあら!」
「Mさんは…?」
「あたし?ポリープぅ」
「え??」
「でもね、治っちゃった」
「手術?ですか?」
「なんか、治っちゃったの!変でしょーお?(笑)」
ふふ。
おもしろい。
らしいなー。
すごいパワフル持っておいでなんだなー。
先程のYさんも、このMさんも、見たらすぐ本人とわかるくらいのいずまい。服装もいつも通りでスッピン。
なんてかっこいいんだ。
「ここ、待つのよね~」
とおっしゃるから「お座りになったら?…あ、あそことか」と言うと「やだぁー 風邪っぴきの中に座るの、やだぁ」
「マスク、ありますよ、お貸ししますよ」というと「マスク、やなの」はぁ。
なんからしいなぁ。ふふ。
しばらく近々のお仕事の話などして、ふ、とMさんの診察番号札が見えたので、受付番号をちらっと確認。すると、もう順番が!
「Mさん!出てます!番号!」
「あら!」
もーう。
おっとりさんなんだからー。
ちゃちゃっと会計されて遠くからジェスチャーで「じゃ、またねー♥️」と手をふるMさん。
素敵な先輩おふたりに偶然お目にかかって、私の体調管理のふにゃふにゃさを反省。
羽目を外すのも、大概にしなくてはいけないんだな、って反省です。
安静にしてまーす!
宅配の方々、お買い物のレジの方々…無愛想ですみません!
あと、電話、取れません!
メールでお願いしますです!
余談ですが、10年少し前にも、声がこなくなった時があり、ドラマ本番当日の朝、なんとかしたくて、舞台俳優の友人に緊急の診察をお願い出来る病院を教えてもらって電話かけたら、声がカスカスで、喋っても聞こえないみたいで「はい?! 何をおっしゃってるんですか?! …(誰かに)聞こえないんだよ。もしもし?ふざけてないでください。切りますよ!」と切られてしまった悲しい想い出があります…
どうしたらいいのかしらね、声が出なくなったときの緊急の病院予約ってね…(苦笑)
桑山哲也ソロコンサート
6月4日(日)16時半開演
アコーディオンのライブ。
爆笑トークもあります。
歐林洞さんは、お洒落な喫茶店。
パトロンっていうケーキやスポンジケーキが名物で、美味しいイングリッシュティーと一緒に贅沢なひとときが過ごせます。