今週の、あまりの幸せを神様に感謝すべく礼拝にポール Tシャツで出席した私。

 
 
 
 
 
 
なんと!
今日のお話は「let it be」!
 
 
 
 
 
 
真面目なお話が多い中、今朝はビートルズの「let it be」を解説。
 
実は、教会に着いて、ふ、とボールの歌うlet it beは、讃美歌みたいだよな…と思っていたの。
 
 
そしたら!
 
 
 
 
 
 本当に感謝だなぁ。
 
 
なんか嬉しいなあ。
神様、ありがとうございます。
 
let it be を聞く時に、どうしても神聖な気持ちになるのは、マリアという単語が出てくるだけじゃなくて、こういう風な想いが巡るからなんだなあ、と思った朝でした。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ちょっと説教の要約を書きますね。
興味のおありになる方は読んでみて下さい。
お手元に聖書があれば、ご一緒に。
ルカの福音書と、使徒行伝を引用されました。
 
50年前に作られた曲ですが。
今、この曲を作ったポール・マッカートニーさんが来日していますね。
その当時は、不良だとか言われて、聞いてはいけない、と言われた音楽ですが、今では教科書に載るようになりました。
評価は変わるのですね。
 
レットイットビーは、映画にもなりました。
当時、私も見に行きましたが、ビートルズの解散の危機が描かれています。
グループがバラバラになってゆく中、ポールは再び皆がひとつになれないものかと書いた曲です。
録音中も言い争いが絶えない。
そんな時、ポールは、お母さんの夢を見るんですね。
ポールのお母さんは、ポールが小さな頃に亡くなられています。
夢の中でお母さんが現れてポールを慰めてくれるのです。
ポールのお母さんの名前はメアリー。マリアの英語読みです。
メアリーは、敬虔なカソリックのクリスチャンだったそうです。ポールにメアリーは、夢の中で、言い争わずにやっていけるようにさとすのです。
 
 
let it be あるがままに、というと、あまりにも主体性のない諦めの言葉のように誤解されがちですが、聖書のルカ1:38を開いて下さい。
マリアは言います「どうぞ、あなたのおことばどおり、この身になりますように」Let it be as you have said.
 
 
ここでマリアについて調べてみました。
聖書には女性の記述はあまりないので、マリアについても詳しくはかかれていませんが、フィアンセのいる結婚前の女性が、突然、身ごもる、など、その当時は考えられないくらい大変な事だったと思います。
姦淫罪で石打ちになるかもしれなかった。
この先、どうなるか分らないのに受け入れた。
それは、神様に自分をすべて委ねるという決意表明だったのでしょう。
神様に委ねれば、神様は最善を尽くして下さる。
神にとって不可能なことはひとつもありません、ということばを信じて。
 
夫、ヨセフとの子供とイエスとの関係、神の子と言うイエスへの非難の声、子供、イエスが十字架刑… 極刑中の極刑。当時、ギロチン等は一瞬にして死に至るけれど、十字架は三日間くらい苦しんで亡くなるそうです。そんな残忍な形で先立つ等、神様からの御使いからの「おめでとう。恵まれた方」という言葉とは裏腹な人生であったマリア。
でも、すべてを委ねて生きた先に、イースター、復活、イエスの復活があり、兄弟もその復活を目の当たりにしてイエスを信じる家族になる。
幸せが訪れています。
 
少年期、敬虔なクリスチャンの母とは違ったかもしれないポールが、グループの解散という大きな危機に直面して、母を思い出し、この曲を書いたのではないでしょうか。
 
御心のままになるように。
ポールにとって、これまで一緒にやってきた仲間との解散は辛いものだったと思います。でも「あるがままを受け止めること」
 
ポールが歌ったように、神様に委ねることこそ、大切なのです。
 
………私が聞き書きしましたので、違ってるかもしれません。
 
 
 
ともかく、感謝の朝でした。