東京学生英語劇連盟主催Model Production、通称MPの設立50周年記念バーティが東京アメリカンクラブで行われました。




第一回の参加者、奈良橋陽子さんを始め、寺泉憲さん、タケカワユキヒデさん、中村雅俊さん、そして私。

会場には400人以上の新旧メンバーが集結。

つい先日、パフォーマンスを終えたばかりのMP16のメンバーは、会場作りの中心となって、ゲストをエスコート。


プログラムは、ます歴代のディレクターたちの思い出のご挨拶。








あ、ちなみに、MPの事を知らない皆様にお知らせですが、MPでは、英語が公用語。進行はすべて英語であります。

はい、それから、何人かのパフォーマンス。

雅俊さんは、弾き語りで、ツインギターでビートルズの曲を。



そのあと、私はMPメンバーズバンドで、HOMEを歌いました。
写真はないのよね。私が出てたから…

タケカワ親子は…


何を歌ったか、この写真で分かっちゃうアナタは、ゴダイゴ通!

実はこのあと異例のアンコールで、999も歌って下さったのですよん。



MPへの想いのコメントVTRや、公演作りのドキュメントなど。





みんな、本当に楽しそうだった…
楽しかった!
楽しかった!

50年…

最初の乾杯の挨拶で、ディック・ヴァイアさんとともに創設にあたったドンさんが「生涯の友」という言葉を使ったけれど、まさに、まさに!私の親友たちはMPメンバーズ。

そうなのだ…。


あの輝ける、あの熱い、あの感動的な、あの青春の日々を共に過ごした仲間。
それは一生の宝物。


数日前に燃え尽きた仲間とともに弾けている現役MPの熱さが、私達30年後も同じ温度で燃えている。いや、40年、50年経っても、燃えている!

とにかく「良い」空気だけが会場を満たして、どんなに悪ふざけのように羽目を外しても、全てが All Right!





老若男女、誰も置いてきぼりになっている人がいない幸せ満開の会場。


時間が足りない!
ずっと皆と笑ってたい!

















会場で「アナタにとってMPとは?」というコメント撮りをして回ってる仲間がいた。

考えた。
私にとってMPとは…

スタートライン。

そうなのだ。
私は、ゴダイゴが好きで、タケカワユキヒデさんに会うために奈良橋陽子さん主宰の英語塾に通い、その塾の先生に「ここに通うよりあなたの学校の英語劇部に参加したら?」と言われ、英語劇部に所属して、その先輩の出演する英語劇のチケットを部員はノルマで買うことになり、その芝居がMPで、そのMPの公演で配られたチラシのオーディションを受けて合格して、その公演の主役になり、奈良橋陽子さんに私を知ってもらうチャンスがあり、ファンから先生と生徒の間柄となり、その後、大学生になり、MPに参加する資格を得て、影コーラスになり、次の年のディレクターが陽子さんだと知りオーディションを受けて、晴れてMPの舞台に上った私。


自信もない、人見知り、恥ずかしがりやの舞台好きの私が、舞台の真ん中に堂々と立っていた。



それがMP。


私の原点。


熱波のような夢のような時間が流れ…
陽子さんが最後の挨拶に立った。


「次の50年。今年のMPメンバーズ!君たちは100周年には必ず参加すること!」

どよめき!
喚声!
拍手!

感慨…


この気持ち、なんだろう…


学校の同窓生じゃない。
学校も、年齢も、学部も、何もかも違う仲間が、こうしてひとつの想いで繋がってる。


何代も下の子たちは私の座ってる席に、入れ替わり立ち代わり(礼儀正しい!)「リハーサル見に来て頂いて、パワー貰いました!」「本番で声でなくなった私に渇、いれて貰って頑張れました!」「毎回、パンフレットのコメント、共感!って皆で言ってるんです!」等と言うために、わさわさやってきては写真を撮ったり。



私としては、いつまでも、現役な気分。
でも、笑っちゃう程「先輩」なんだよね、アタシ。

でもどっかで、MPの頃の事を「この前」みたく思っちゃってる… ぶぶ~ 大間違いなんだよ~~~!って思うけど、この集いに来て、ここにいるほぼほぼ全員「この前」感を抱いて生きてる大人達で「ほ」っとしたよ!
なにせ、一番最初の代の陽子さんが一番、可愛い少女の顔ではしゃぎ回ってたんだから!私なんて可愛いもんさ!


25周年のパーティの時、ふう~ん、て感じですかしてたけど、50年でもこんなに盛り上がってるMPって凄くない?

ていうか…



とどのつまり…

We are GREAT, aren't we ??

That is so amazing that I want to brag about it!!


ふう…
つまりですね、アタラシらら最高じゃん!って自慢したい気持ちでいっぱいなんです!


こんなトキメキを体験する事が出来て、神様に感謝です。

会の最後に、しっかりモノと噂のMP16メンバーが「MP2017をスタートさせることに決まりました!」と、さらりとアナウンス。「参加したいメンバーは受け付けます!」


歓声と拍手!
いえ~~い!私は参加出来ない~~!でも、いえ~~い!



私たちの参加していた頃とは様々な環境も変わって来ているのは現実。
リハーサルの場所は、大学の講堂等をサークルの活動の一部として借りてしていたけれど、最近は、そういう場所は借りれないそうで、お金を払って場所を借りていると聞きました。
学生の非営利団体の印籠は、もう使えないのかな。

そんな事情もあって、donationの文字が踊ります…

次の50周年を迎えて欲しいから、なんとかしたい!

興味のある皆様!企業も含めて、支援したいなあ~って方… 宜しく御願いいたします!
東京学生英語劇連盟MP2016特設サイト


ていうかさああ
あのMPのコール…  先輩らには難しいんだけど、いつか伝授して~


最後の写真は、三次会に行く直前のMPメンバーズ70年代組に乱入中の私。



高校生の私を知るMPの先輩たち。




MP。
私の… 故郷…。


次の50年は無理にしても、この絆は消えない…。