眠れない… と思っていたら、ぶうちゃんが抱っこ姿勢で乗って来た温かさに、突然の睡魔…
そして、落ちてから再び、ぶうちゃんの「かまって」攻撃にて起床。

更に朝帰りのゴキゲンな桑山君を迎えて、現在、ポールマッカートニー武道館ニュースをTVザッピング中。


とりあえず、ちょっと気持ちを少し整理し始める私…


昨日は長い一日…だったよね…

朝、レコーディング2日目の桑山君を送り出したら、グッズを買いに行こうと決めていた私。

そしたら、テレビ朝日さんで、武道館の限定グッズは売り切れ必至です!みたいな事を言ってたのを見た桑山君「そんな暢気にしてていいの?もう行きなさいよ」

へ?てっちゃんが出たら行こうと思ってた。
「何言ってんの。1時から販売で1時間前に来ましたなんて、話にもならないでしょ。いいから行きなよ!」

そ、そんな事言われても急には…

と、焦らされ、取りあえず支度を始めて、桑山君を見送ってすぐに出発!


あまりの天気の良さに、嬉しくなっちゃって、近所のお花をぱちり。










ちゅちゅちゅちゅちゅちゅんちゅん! いじゃっすたなざ~で~い!
なあんて、口づさんだりして、ご機嫌…
この後、待ち受ける事など、想像もせずに…


九段下駅から前のめりになる気持ちを抑えつつ…




いざ武道館へ!


見つけた!






去年は夕暮れに、青じゃなくて赤いラミネートの車両が出ていくのを見送ったっけ…


もう凄い人混みで、グッズ売り場は、バイトさんの説明が行われてる感じで、売り場の列の最後尾のアナウンスとか、貼り紙指示が、分かりづらくてドキドキ。



チケット引き換えの場所に行きそうになったり、迷いそうになりつつも、人の流れを凝視!

階段を上ってみたら、やっと「最後尾」の看板のお兄さん発見!


さあ、並ぶぞー。




なんか機材のケースが並んでいて、カタカナで、ポール、なんて書いてあるから、パシャり。





日本のクルーと、ツアーのクルーと共同でお仕事しているのかな。

全部、持ってきたりしないのね…きっと。




ともかく、お話相手もいないので、想像が膨らみ、更に、一緒に並んでいる方々の会話に聞き耳を立てながら並んでいました。


2度目の大きな動きがあり、もう売り場が目の前に来た時、グッズの列の外を歩く人が携帯電話で誰かとお話している声が聞こえてきました「うん… なんか予約票みたいのに記入すれば… うん、買えるらしいよ… 他のグッズはあるけど… 売り切れだって…」

へ??

何?何?


さっき列の前の方でも「売り切れ」みたいなワード聞こえてきたけど…
しかも、列の後方でも拡声器で何か喋っているけど… 
内容が全く分らないよ…


列の前の方から、ちょっと怒った感じで「限定Tシャツはもうなくて、他のグッズのみで、限定Tシャツの予約は別の列に並びなおせとか言ってるっ…訳わからんっ」と言う声。

へ?へ???

でも、ちゃんとしたアナウンスではなくて、また聞きみたいな声だし…
とは言え、誰に聞いたら良いかも分らないし…
後ろからは「それじゃ並んでる意味ないしぃ」とか聞こえてくる…

日差しも厳しい中、そろそろ2時…

どうなの?どうなの?


すると… 紙が前から…
それも、学生の頃にテスト用紙を前の席から配るみたいな感じで、前の人から大玉転がしみたいに、アバウトに頭上を渡ってくる様子が…

でも、それもここまで来ないで終了。
少し悲鳴ににも似たような声が上がる…
第二弾の紙が流れて来た時も、全体に行き渡らず後ろに行きそうになり「こっちが先に並んでます~」と私の隣の女性が声を上げて、紙がやっと手元に…





配られた予約票。

湯気、立ってる感じ。

小さい上に、書き込む欄も小さいね。

後ろの方から「サイズとか分らんし~」
そばにいたお兄さんに「サイズとか教えてよ」と質問の声。
どっかから聞いて戻って来て「SとMとLです」「XLないの?」「えとSとMとLだそうです」「それアメリカサイズ?」「…あ」「それ分んないとさ~」「そうですよね」とまたどこかへ聞きに走るお兄さん
「どのMなのかさあ、それによって、ねえ」と言う声。「ネット見てくれって話じゃないの」

そうだよね。ちょっとした事だけど… そういう事だよね…

「てかさぁ、通販なら、並ばないで良かったって話じゃね?」という男性。一緒に来た女性が「でもさ、こういう経験もなかなか出来ないよ~」「ごめんな、付き合わせて」「いいじゃん。いい想い出だよ」

ん~~!いいですなあ。このカオスになりかけてる状況も楽しんでる!見習おう!


私は、開演ギリギリで来るお友達の分も記載(サイズ違いだと、商品名も自分で再び書かなくてはいけないかもだったので、それも混乱してました…)し終えると、隣で東京土産の紙袋を持っている男性が、記入していない紙を持ってるので「ペンがない感じですか?」「あ、はい」「じゃあこれ」とペンをお貸ししました。その方が書き終えると、その後ろの方も「貸してもらっていいですか?」と声「どうぞ…」

ペンとか持ってない人もいるよなあ。
貸してあげられて良かった。

前では女性が「私、500人目ですよ。それで売り切れって… おかしいでしょ」とお兄さんに詰め寄ってらした。後ろからは「ポールのこと、なめてるよなあ。だいたいグッズの窓口、少な過ぎ」

確かに… 


ドームの売り場に比べたら、三分の一くらいだったかもね…



Tシャツ、何枚制作されていたのかなあ。
買い占めた人がいるって話もしていたり、Twitter上では、すでにネットオークションに出品されてるとかも書いてあったり…

そういえば、1度目に大きく動いてから、全然進まなくて、その時、誰か電話で話してる人が「全然動かないよ。…ああ、そういう… うん、20枚くらい持ってる人見た… おお、皆、そういう単位で買ってるって事? それで動かないの…?」って話も聞こえて来ていたけど、まあ、例えそんだけ買った人がいても、1000枚単位で作ってるのだろうから、逆に終演後でも買えるのかもなあ、とタカを括っていました。


列の外では、まだ状況を把握していない人や、代金をここで払うのか?とか質問している声が聞こえて「ここで代金を払う。だから並ぶ意味がある」という事が分って来て、まずは並んだ事は間違ってなかったと一安心。


人垣がなくなって、さあ、という場所でも、どこに並ぶのかも分らず、また横の方が「普通のグッズは買えますか?」と聞いていて聞き耳をダンボにすると「ここから入れますから大丈夫です」と、こちらも情報ゲット。なぜなら、ドームで買いそびれたものを買って来てとも頼まれていたので、こちらも大切な情報でした。


予約票と代金を受付し、その後、通常グッズへ行こうとすると、別の案内の方から「あ…それは… また、並んで頂く形に…」と。「ちょっと…(と、また別の係のお兄さんに質問)あれだよね… 並び直すんだよね…」という会話。「あのう、さっきここから入れるような事を聞いたんですけど…」と言っていると、後ろから「私、その方(別の係のお兄さんを差して)に、予約票の控えを持って来たら入れてくれるって聞きました!」と素敵な援護。え?となっているところへ、先ほどのお兄さん「なに?」「通常グッズは…」「あ、どうぞ~」とすんなり。
後ろの方とも笑顔で「良かったですね」と通常グッズ売り場へ。こちらは、ドームの売り場とは違ってガラガラ。でも、それでもレシートが出ないので、領収書が必要な方等いらして、ペースはゆっくり。

でもでも、皆さん、暑い中、笑顔で対応してらして、混乱していたけど、騒ぎになっていなかったのが幸いでした。

即席で、グッズ販売の半分が、武道館限定ティーシャツ予約受付に。



急に、こんな状況になって、販売のお姉さん達の対応も大変だったと思います。

予想していないシチュエーションだったのに、罵声も聞こえなかったし、本当に、誰もがポールの大事な公演にケチをつけたりしたくない、これくらいの事が起きるのも、ポールだから…と納得していたような一幕でした。






下の写真の奥から入ってきました。
手前のテーブルで記入出来るようになったようですが、そういうインフォメーションもないので、皆、携帯電話を下敷きにしたりして、歩きながら記入したりして…

文字が汚くなってしまって、送って貰えなかったらどうしようーと不安になりながら、記入いたしました。



まだまだ列は伸びています…





ポールの入り待ちには絶好の場所だし、滅多にない機会だったけど、私は熱にやられてしまって、一時退散…






何も知らずに駅から向かってくる人の波に逆らって、武道館をあとにしました。



時折、武道館限定ティーシャツを着用している方とすれ違いましたが「早くから並んだアナタを尊敬します!」と心で呼び掛けていた私でした…。









まずはここまで…


今日も良い天気ね。




ポールは何をするのかな。

そうそう!世の中はもう、ゴールデンなウィークなのね!
私たちのポールウィークは終わってしまったけれど… ね。


ちなみに、武道館リトグラフは限定だけど、普通に売っていました。
やっぱりTシャツ、着て応援したかったもんね~




でも、なんかこういう場面にも立ち合えて、ちょっと嬉しいのは私だけではないはず…!