藤田朋子オフィシャルブログ「笑顔の種と眠る犬」Powered by Ameba-2011122221380000.jpg

昨日はありがとうございました。

満員御礼のお客さまを前に私の我儘ライブ。




朝、久々のボンヤリ脱力感。

私がライブを始められたのは、学生時代のサークル東京学生英語劇連盟の先輩、旧姓、古見、稲野辺裕子さん。

その裕子さんが急逝。
裕子さんの為に、思い出のライブをやりたい!

そう思い立って計画した昨夜のライブ。


明治通り新宿タカシマヤの並びにあるキャパ30人のDOKIDOKI音楽館で始めた『TSG』ライブ。

ピアノと歌。

好きな曲だけ歌い、気のむくままに喋るライブ。



それを再現する!
それが昨夜の目標でした。

やりましたよ。再現しました。し過ぎてしまい、たぶん、退屈だったお客様もいらしたのでは?ごめんなさい。

でも、それが、あの頃の私だったのです。

裕子さんに甘えて、お客様の気持ちより、私が伝えたいことを押し付けていたような… そんな時期でした。
その再現。

バンドメンバーにも、今回ばかりは我儘な無理な注文を出し、それを通してもらいました。

裕子さんを慕う仲間も集いました。
勿論、ご両親や、ご主人も。

「ありがとう。裕子が生きている、って感じました」って言って下さいました。

それだけで、それだけで私は満足でした。

満足したのは私だけかもしれない。
そんな気分。



なんだかホントにバタバタして、わぁぁ~っと始まって話したいことも話せず、なんだか、今、思い返すと、夢の中にいたような…。
裕子さんに振り回されたような…!調律中にピアノの弦が切れたのも「私もここにいるよ」って裕子さんが知らせたのかも。





爆発しそうな思い弾けるミュージカルナンバーの第一部。

『Pippin』のMagic to doからCorner of the sky.
『Anything goes』から I get a kick out of you.
『Promises,promises』からI'll never fall in love again.
『FAME』からは、2曲。Out here on my own.First step.
『the WIZ』からHome.
『the Fantastics』からSoon it's gonna rain.
『the Chorus line』からWhat I did for love.
そして、私の祖母の為に裕子さんと歌ったクラプトンのTears in heaven.を裕子さんの為に歌いました。

第二部は、クリスマスソング。
讃美歌からクリスマスのスタンダードナンバー、そしてオリジナルナンバーをずらり。


アンコールは桑山君、ピアノの黒木千波留氏、ウッドベースの増根哲也氏による『アヴェマリア』とスサーナの『愛の音』そして最後に『White Christmas』



連日、舞台のお稽古ゆえ、本番当日のリハーサルだけが唯一のリハーサルだったのに、ハプニングにより、リハーサル開始が一時間弱遅れ、なおかつ、バンドには初めての曲ばかり。特に、私が無理を言って、当日に桑山君に書き上げて貰って、音を聞くのが私も初めての曲もあり、トークの構成も未完成のまま開演した昨日のライブ。

ぶうちゃんカレンダーの宣伝も、桑山君の来年のビッグニュースであるパリレコーディングの話も、アンケートを書いてね!も言いそびれた私。



なんだかなぁ。



でもいんだ。
ね、裕子さん。

いんだよね?
私、泣かないで歌ったよ!
泣かないで喋ったよ!

泣いたりしなかったよ!




裕子さん。ありがとう。
またね。




そして、昨日のライブを支えてくれたバンドメンバーに感謝。
あんなに慌ただしく、余裕もなくステージに上がった私を、歌うことに集中して、自由な表現者にしてくれた頼もしく、優秀な愛溢れるミュージシャンに、本当に感謝です。

特に桑山君。
ありがとう。
ホントに。
ホントにありがとう…。
言葉にはしつくせない思いを捧げます。
あなたが私の大切なパートナーで存在する幸せを、ありがとう!



そして!
昨日ご来場下さった沢山の皆様!
お腹の中心から、どうもありがとうございました!

私の思いが詰まった、はしゃぎ過ぎたパフォーマンスに、遅くまでお付き合い下さいましたことを、本当に本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです!


ありがとうございました!





また、歌います。


その時はまた…

また、宜しくお願いいたしますっ!