玉川大学、玉川学園同窓会、福島支部総会に出席するべく、福島は郡山に伺いました。
玉川学園の同窓生として、被災地の方々に何か出来ることはないか。
福島は母の故郷。
いわきは『渡る世間は鬼ばかり』のロケ地。
郡山は『路線バスの旅』で買い物した場所。
気持ちばかりが募るばかりで、何一つ行動に移すことが出来なかった私。
今日は、フィルターを通さずに、皆さんの心の叫びを聞きました。
ますます思いが高まりました。
支援する側の自己満足で終わらず、心を通わせ、思いに寄り添う支援。
同窓生どうしだからこそ出来ること。
歌に始まり、歌に終わる玉川っ子の一日。
毎日、歌っていた校歌に、私達の思いが詰まっています。
風わたる 野に鋤ふるう
斯くて吾等 人とは成らん
今はなくなってしまったらしい、玉川学園の中心にあった労作。
生きてゆく中で大切な食の礎は、玉川から切り離しては考えられません。
現在、旧高等部カラー平板と男子バレーボールコートに建てられた「フューチャーサイテックセンター」にて、LEDを使った葉物野菜の栽培が研究されています。
そこで栽培されたキャベツが、数年後からは、玉川ブランド野菜として流通するそうです。
素晴らしい。
でも、でも!
数年なんて待っていられない!
半年たっても何も光が見えない福島の未来図。
小さなことだと恥ずかしがらずに、始めよう。
そう決めます。
やります。
私。
今まで腰の重かった役立たず藤田朋子ですが、やります。
今日のお一人お一人の言葉は、深く胸に刻みました。
人に何と言われようとも、私らしく、いや、玉川っ子らしく進みたい。
神います
み空を仰げ
神は わが統つ御親
吾が わざを よみし給わん
ごめんなさい。
今まで。
苦しみ、悲しみ、癒されますように祈ります。
一日も、一秒でも早く、福島が、あの地震の前日と同じ時間の流れになるように、神様、祈ります。
無駄なことはないはず。
やれることを、全力で貫きたい。
口先ばかりで終わりたくない。
遅まきながら、今日は、はじめの一歩。
悲しんでばかりではいられないから、私は満面の笑顔で祈り進むぞ。