藤田朋子オフィシャルブログ「笑顔の種と眠る犬」Powered by Ameba-2011060919280000.jpg

『渡る世間は鬼ばかり』
いかがでしたか?
日向子は、言うこと聞かなくて困るわっ。

皆さんは日向子に賛成ですか?



さて、0号試写の後は、皆さんで軽く打ち上げ。

今日の試写は、撮影が終わってから作業をされたスタッフさんが多く観にいらしてました。


とにかく出来上がって、一段落。
産み落とした監督、笑顔。

さぁ、これからは宣伝活動っ。


物語は、名古屋の円頓寺商店街が舞台。
スピードワゴンの井戸田君はクリーニング屋さん、小沢君は鉄板焼屋さん、水野美紀ちゃんは矢崎滋さんの娘で履物屋さん、モロ師岡さんは喫茶店のマスター等が商店街の住人。
私も。
私は愛とエロスがテーマの洋品店をやってます。
そこに役者をやってるルー大柴さんが巻き込まれて。


カーチェイスも、スタントも、壮大な自然の景色も、殺人も、壮絶な殺陣も、きらびやかな衣装も… ない、日常の話。


ちょっとした親切心が巻き起こす、切なくて、もどかしい、フツーに不器用な愛すべき人たちのお話です。


とは言っても、美しい光りの構図と、魅力的な登場人物の表情に、冒頭から引き込まれて、いつの間にか、見ている人も、円頓寺の住人になって様子を覗き見ているよう。


笑って、泣いて、笑って、ほろほろ泣いて。


素敵な映画です。


心がほんわかします。


早く見てもらいたいっ。


ホント、見てもらいたい。