今、話題の書道。
昼の部に、映画監督、太田隆文さんがみえました。
太田さんとは古い古いお付き合いで、昔、海外合作ドラマ『開国』という作品で、短い間ですが、ご一緒した仲です。
神戸の震災直後ですから、もう10年経つんですね。
その時代、まだ、海外との合作さえ珍しく、ましてハリウッドから日本人のキャストがオファーされるなんて夢のような話の頃。
オーディションで有名無名を問わずに選ばれ、広島のみろくの里で撮影が始まったのもつかのま、日本では考えられないのですが、予算オーバーと判断され、撮影が中止になってしまった作品でした。
海外では、映画を製作するのに、保険に入っているんですね。
保険会社が、先々の事を鑑みて、この作品がこのままいくと赤字になるから、責任持てません、と判断したらしいのです。
私は、しのびの役。
忍者の訓練、ちょっとだけしました。
外国の監督、スタッフ、俳優さん…
どきどきわくわくの数日でした。
中止になり、本当に残念な思い出がありますが、こうして、その時の仲間と繋がっているのは宝物です。
前作『ストロベリーフィールズ』のDVDを持参して下さった太田さん。
次回作は、今、話題の書道がテーマ。
浜松発の映画になるそうです。
私も何か役、ないンですかぁ?って聞いてみたら、黙ってしまいました。
はは。
なんか、人数、足ンなかったら、声かけて下さぁいっ、と笑っときましたぁ。
楽しみですね。