藤田朋子オフィシャルブログ「笑顔の種と眠る犬」Powered by Ameba-200902131010000.jpg

昨日の『とくダネ!』は盛り沢山でした。

番組ならではの切り口の時事ネタや社会問題、小倉さんのCDや映画のランキングのコーナーに血液型選手権、天気予報等々通常コーナーに加え、今朝は脚本家、山田太一さんのスペシャル・インタビュー、またスタジオでの生歌披露までありました。


山田太一さんの存在は、小さな頃、それこそ自分が役者になるとは夢にも思わなかった頃から、心にお名前を刻んでいた私です。


山田太一作品は役者の憧れ。

番組内でも話しましたが、言葉を大切に大切に表現する作業。
脚本の行間、言葉ひとつひとつに一番相応しい音と速度を思い、試す作業。

役者である醍醐味の中心には、平面の文字をいかに三次元に体現するかを探る道程にあると思っている私には、自分の中にはない語彙や台詞に面食らったり、口に出すことに迷ったり、すぐさま自分のものにする事の出来ないところから始まるわくわく感を味わえる作品、そういう作品に一本でも多くかかわりたい。

役者、藤田の願いであります。



で。
写真なんですが、番組終了後に廊下でご挨拶させて頂いたSalyuさん。
はじめまして、ですよね?と会話が始まっていきなり、私の大親友Sちゃんの名がっ。
ご近所で、仲良くしているとッ。

ビックリ。
世の中、ほんっとに狭すぎ。

Sちゃぁんっ、聞いてないヨぅ。


目の前にある問題から地球外の問題、それぞれの瞬間に必要なコメントのむつかしさ、役者心を揺さ振る場面、そして偶然の出逢い等々、番組を通して、色んな想いを巡らせた時間になりました。