9月20日に「市民のための明るい市政をつくる会」主催の学習会
「多分化共生とは⁉︎川口市における多文化共生を考える」に参加しました。
その内容を会場で配られたレジュメの写真とメモを元に書きます。
排外主義的な政治家が次々に現れ選挙に勝っています。
ポピュリズムによって自民党より右側に新党ができてしまう昨今
絶望しそうになりますが今まで以上に声を上げる道もあると。
国家の文明度は弱者に対して国がどういう態度を取るかで決まる。
10年くらい前の新大久保や浦和などであった
ヘイトデモの動画など恐ろしい物も見せてくれました。
ヘイトスピーチとは
人が誰しも選ぶ事ができない出身・属性を標的にする事で
表現が乱暴であれ上品であれ関係ないということ。
一部の人の流したデマが広がってヘイトが増長したりしています。
騙された無知さはヘイトに繋がると。
信じたいことだけ信じると認知が歪むと。
戦争やジェノサイドはある日突然起こるのではなく
前段階に必ずヘイトスピーチがあること
もっと前段階にはマイクロアグレッシブという
先入観や偏見があるということ。
「外国人なのに日本語お上手ですね~」等と言うと
マイクロアグレッションに当たります。
多様性があったからこそ種は滅びずに生き残ってこれた。
多様性は豊かさであり強さであると。
貧困や格差を「自己責任だから」と排除・放置していくと
やがて「強い」人にとっても生きにくい社会になると。
リテラシー
対話と学び、他者との出会いが大事であると。
講師の渡辺雅之先生は
随所で絶妙な例えを出して分かりやすく教えてくれました。
最後に行動提起がありました。
①多くの人達と日本国憲法の学習をしよう!
②日常のつぶやきから対話しよう!
③組織として、抵抗の声をオフィシャルにあげよう!
④メディアがいい事を言っていたら
「良かったです」とメディアにファックスや電話を入れよう!
(批判ばかり伝えるのではなく良いところを伝えるとメディアが良くなる)
明るく希望を授けてくれように学習会は終了しました。
すでに知っていることも多くありましたが
渡辺雅之先生の教え方が上手であり
高い関心を寄せる大勢の参加者が紡ぐ
会場の雰囲気がとても良かったです。
希望を感じられる楽しい学習会でした。