2月13日にオンラインで
「高等教育費の負担軽減を求める院内集会」を視聴しました。
想像以上に良かったので感想をブログに書きます。
ご自身の経験や知り合いの話や講演会での反応など
短い時間の中で重く切実なお話をしてくださり、
大変勉強になりました。
福島みずほさんと、その次に話された男性議員が
学費の負担軽減のための財源を少し語ってくれて
聞いていて安心感と説得力を感じました。
財源の話って大事ですね。
呼びかけ人の方々のお話も良かったです。
小澤教授の言われた
「負担軽減よりも受益者負担という思想と戦う」という言葉は
新しい視点を与えてもらえました。
また、学生代表の金沢さんのお話も
学生が知らない間に学費が上がっていて
お金が払えずに大学を去る学生が居る事実に衝撃を受けました。
ひどい話です。
バイトしながら学費を稼ぎながら勉強をしていたら
ほんとに時間が足らないと思います。
体も心も壊してしまいます。
頑張ったけれど途中で休学したり退学したり
高等教育を受けるということが
困難で悲惨なことになってしまうなんて
この国は滅びようとしています。
閉会挨拶でキッズドアの渡辺理事長が
子どもが自殺してしまう。という
あまりに悲惨な問題を取り上げておられて
中3の娘さんが自殺してしまったという方が
母(自分)が生活が苦しいと言っていた
それがいけなかったのかも。と言っていたと。
また別の事例では
母親が食べるものも食べず働いて
痩せていくのを見て進学を諦めた子が居るとか。
大学に入学が決まった子も
入学前から生活や勉強が不安で
卒業できるかどうか心配していると。
それでも大学に入れるのは嬉しいと。
大学に入れて良かった。と言うそうです。
学びたいという気持ちがあるのです。
渡辺理事長が最後に
「どんどん減っていく子どもが
学びたいことを学べる日本にしましょう」と
呼びかけられたことが
心に響きました。
自殺した子は希望を見つけられなかったのでしょうが
10代の子にこの院内集会の動画を見てもらえれば
希望をもって生きてくれるかもしれないと思いました。