3月4日に消防局に行って
3月議会のための勉強会をしてもらいました。
そして勉強会の後で
指令課の新システムを見せてもらえました。
以下、メモをもとに書きます。
6人のオペレーターさんが居る部屋で
前面に55型モニター画面が4つ。
110インチLEDモニターがど真ん中に有り
ズラリと壁を埋めていました。
モニターでは
総ての緊急車両が今どこにあるのか
すぐに分かるようになっていて
「白色が帰署」など行動が色分けされていて
動きが一目瞭然となっていました。
更に朝日環境センターの煙突に取り付けられたカメラで
街を高いところから見渡せるようになっており
火事があれば自動でその方向にカメラが向くのです。
しかもズームアップが3段階できて
夜でも赤外線で画面がカラーで見えるのです。
また火事場に緊急車両が向かえば
その場でドローンを飛ばし
上空からの映像を送ることができ
その映像も赤外線でどこら辺の熱が高いか
画面を見て分かるようになっているのです。
部屋の全面にあるモニターだけで感動モノなのですが
各オペレーターさんの机も大きいモニターが4つ
ノートパソコン1台と
ノートパソコンに似て異なる小さいモニターのある機械が1つ。
119番通報者からスムーズに情報を引き出すために
グーグル・マップと連携しストリートビューで
近くに何が有るか、目印を一緒に探せるのです。
また
場所や患者の状態など
画面に用語集のような物が出てきて
該当するものをタッチすればすぐに
適した緊急車両が選ばれ出動ができてしまうという。
しかもちゃんとメモとして書き出されたものを
緊急車両の隊員と共有できるのです。
口頭で伝えたら聞き取れなかったり
言い切るまで時間がそれなりにかかったりするところを
システムがスムーズにしてくれます。
またLive119という通報システムも有り
応急処置が必要な場合に
通報者のスマホにショートメッセージでリンクを送り
リンクをオンしたら確認事項が文字で出てきて
OKしたらスマホのカメラで現場の動画を撮って
指令管制員さんに送られ、現場の様子がリアルタイムで分かるので
適切な指示が出せるようになっているのです。
人工呼吸の仕方など
言われても分からないという人には
指令管制員さんからノウハウ動画を
スマホ画面に送信することもできるのです。
もう、命を救うための
1分1秒を縮める手立てが尽くされていました。
はやい!はやいぞ川口市消防!
すごいぞ!川口市消防!
川口市は守られています。