10月20日(土)は新郷公民館で開催された
「都市計画道路末広新郷線他14路線に関する都市計画変更(原案)」の
説明会(午後の部)に行ってきました。
私はこれを町会の回覧板で知って、自分のよく通る道なので
一市民として知っておきたいと思いました。
会場は入り口から机が並べられており
その上に大きな地図があり、自由に見れます。
赤で古い計画の道路が描かれ(全然見えないですね)
青で今回の案が描かれています。
この説明会は10月14日、15日、21日の3日間2回づつ計6回
同じ内容で場所を変えて開催されていて
私が参加したのは最終回でした。
これまでに毎回参加者が20人~30人くらい来ていたそうで
この日も、開始時刻には20人近く来ていました。
(後ろの方にたくさん座っていました。)
この説明会は
将来を見越して街づくりを計画していた「都市計画」が
考えたものと現状が合わなくなっていて
見直しをし、その案を説明してくれるというものでした。
30年ほど前は
将来、人口が増えて足腰の弱った高齢者が車に乗り
車ももっと増えるだろうと考えられていました。
なので道幅を大きくする計画を立てていましたが
今は人口は減っていますし
高齢者は運転免許を返納していき車も減っています。
そんなわけで
道幅を広げるのは控えめにして
交差点で右折車のために後続車が溜まらないように
交差点を広げる工事が計画されています。
バスが通ることも多い道なので
バスの逃げ場所も作るそうです。
参加者に配られた資料によると
本蓮通り線については、末広新郷線の幅員を縮小に伴い
交通の円滑化を図るため、幅員を拡幅するものです。峯東通り線については、末広新郷線の幅員を縮小することから、
連続性を確保するため、幅員を22mから16mに縮小し、
円滑な交通処理のため、交差点改良などの環境改善を図ります。
峯中通り線については末広新郷線の車線数を4車線から2車線に
縮小することに伴い4車線ネットワークが不要になることから、計画を廃止するものです。
他11路線については、末広新郷線、本蓮通り線、峯中通り線の変更に伴い、
交差点計画及び延長を変更するものです。
質疑応答のところで参加者から
峯中央通りなどの歩道はどうなるのか?とありました。
昔の計画では歩道を5mにして
自転車も歩行者も一緒に通る事になっていましたが
今回の案では歩道は3.5mにして
路肩に自転車道を1.5m作るそうです。
今回は「案」なので決定ではなく
あくまで「案」でこれが決まらないと
工事の見通しなど全く決まらないのですが
おそらく今、区画整理工事をしているところから
工事をしていき、工事が始まるのは南平地域が最後になりそうです。
市民からのご意見大募集中です。
(ご意見、お問い合わせは⇓)
川口市都市計画部都市計画課 施設計画係
電話 048-242-6331(直通)
来年の春に案の公告と縦覧
来年の初夏に市と県の都市計画審議会をそれぞれ行い
市道、県道で路線決定をしていき
来年の秋に決定告示・縦覧広告が予定されています。
昨日まで決算委員会で回答をしてくれていた市職員さん達が
土曜日もお仕事をされていました。ご苦労さまです。