ある相談者の方と生活福祉課に

生活保護の「相談」に行ってきました。

 

貯金も保険も無いという相談者さんに

その「無さ」をアピールしてください。と

通帳を持ってきてもらい

係りの人に見せて、係りの人の質問に答えてもらいました。

 

ベテラン風の係りの人は
相談者を「さま」付けで呼んでくれていました。

この日は始めて福祉課に来た日なので

「相談」に留まり、

現状を伝えてから

生活保護とはどういうものかという説明を受けて

また今度あらためて「申請」に来ることになりました。

同居のお子さんが派遣で少し収入があったので

引っ越さなきゃな、という話になりました。

それは、言われるだろうと予測していて

相談者さんには、すでに新居を探し始めてもらっていて

市営住宅に応募してもらいましたし

他に不動産屋もあたってもらって

生活保護の範囲で住めそうな物件が1つ見つかっていたので

その物件に決めるのが現実的ですね。と話していました。

 

相談者さんは明るく話していましたが

少し寂しそうでもありました。

 

生活保護は「個人」ではなく「世帯」単位になっていて

同居しながら、そのうち何人かが生活保護を受ける。というのは

原則ダメなのでした。

 

生活保護は家族を引き裂くな~と思ってしまうのでした。