5月7日(日)に入管法改悪反対デモに参加しました。

 

入管法は2年前に葬ったはずなのに復活してきて

前よりも非人道的になっているのに国会で承認されるという

一人の人間として黙っていてはいけない状況であります。

 

5月3日の憲法集会の時に一緒だった

共産党埼玉県南部地区の真ん中世代のメンバーと3人で

川口駅で待ち合わせして電車を乗り継いで高円寺駅に行きました。

この駅はかつて岸本聡子さんの区長選挙の時にスタンディングした思い出が・・・

 

高円寺駅でカッパを装着して自撮り撮影パシャ!

 

 

高円寺駅前にはれいわ新選組の旗があって

赤いトラメガで女の人が何か訴えていてちょっと羨ましかったです。

自分たちは川口から来るだけで精一杯で何も持ってきていませんでした。

 

駅前ではデモに参加する人が列を作っていました。

デモ隊が駅を通るから、駅で合流すればいいと、待機しているのですが

私たちは混んでいても集会をやっている公園に行ってみることにしました。

デモのスタート地点になっている公園は駅からすぐでした。

 

 

公園は実に普通の公園でこの集会の場所としては

小さくて驚きました。傘をさした人でいっぱいでした。

殆どの場所は舗装されていない土の地面で水たまりがあります。

雨はけっこう強くて傘だけの人もいましたが

カッパを着てなおかつ傘をさしている人が大勢いました。

みんな足元が雨の跳ね返りで汚れていくのですがジッとして話を聞いていて

自分もその中にいるんですが、尊いと思いました。

 

こんな普通の公園でこれほどの集会ができるのは

他の街でも似たようなことができるのでは?と希望を感じます。

 

 

傘の群れの向こうからマイクで誰かが訴えているのが聞こえました。

しかし少し早口だと、音が飛んでしまい

何を行っているのかほとんど聞き取れませんでした。

 

誰かが良いお話をしていたのが聞こえて

野党が入管法の改正案を出していて

こちらはちゃんと「改正案」でいいものになっているから

野党は反対ばかりじゃなくて対案を出しているから知ってほしいと

言っておられてありがたかったです。

 

入管で命を奪われたウシュマさんの妹さんも来ておられて

マイクで訴えられたあと、日本語通訳さんがマイクで改めて訴えてくれました。

姉の死について真相がほとんど知らされていなくて納得がいかない

と言っていました。

会場中で共感の掛け声が上がりました。

 

何人かの訴えが終わったあとデモがスタートしました。

スタッフが案内をしてくれて、会場に居た人々は列になっていきました。

アジア的な楽団が居て、勇壮な音楽を奏でて励ましてくれました。

この楽団はそのまま音楽を奏でながらデモの先頭に立って歩いてくれて

私たちの連はその後をついて歩きました。

 

楽団の人たちは傘もささずに楽器が濡れるのも厭わないで

安定した技を披露し続け、デモ隊を先導していました。

その姿に私は感動しました。これぞ芸術家です。

 

 

 

 

デモ隊は高円寺から阿佐ヶ谷まで歩きました。

警察が列が崩れないように注意喚起をしながら見守ってくれした。

途中で3車線の道があり、真ん中をデモが埋めて両側を車が通っていきました。

バスがデモを避けて大回りしてくれたり、なかなか見れないものが見れました。

 

デモに対してクラクションをしつこく鳴らしていく車もありましたが

表現の自由がある日本は良いな~と思いました。

デモをするのもクラクションを鳴らすのも自由。

この表現の自由、守りたいです。

 

道の途中に居る町の人々に手を振ったら

けっこうな率でむこうも手を振り返してくれました。

 

ゴールの阿佐ヶ谷駅につくとスタッフや有志の方が出迎えてくれて

お茶とコースターを無料で配っていると案内してくれました。

お茶は試飲用紙コップに1cm程度の量でしたが

温かいチャイで美味しかったです。

大勢に温かいお茶を振る舞うのは考えただけで大変です。

しかもチャイ!すごいです。

 

 

国会で入管法改悪について質問をしてくれている

日本共産党の本村伸子議員が居たので

ご挨拶して一緒に写真をとってもらいました。

私達がクルドの方が多く住む川口市から来たというと

共生の取り組みをしているのですか?ときかれて

まだ何もしていない自分がちょっと気恥ずかしかったです。

こ、これからです。と言っておきました。