1月12日に埼玉県の共産党予定候補者が勢揃いする決起集会がありました。

 

当日、会場の埼玉会館は警察に囲まれていて「何か事件があったのか?」と思いましたが副委員長という大物が来るからなんですね。ステータスを感じました。

 

 

中は平和的雰囲気で満ち溢れています。

 

 

候補者の紹介が最初にあって、全員裏に控えて一人一人名前を呼ばれて、表に出て、ステージ真ん中で一礼して過ぎ去る。というのをやりました。ここの写真は撮れなかったのでスミマセン。私は先輩市議の後だったので安心していられました。

 

その後、党勢拡大の話があったのですが、ここは割愛して国会議員さんのスピーチについて印象に残った事を書きますね。

 

 

参議院議員の伊藤岳氏はタクシー運転手さん達の賃下げについて語られました。

最近のタクシー運転手さん達は

クレジットカードの手数料や洗車代が自分持ちで更に消費税分が会社に取られているそうで月に三万円くらい賃金が消えているそうです。

まるでヤクザの世界です。

子育て世代はやっていけないからと、どんどん辞めていくそうです。

これでは運転手不足でタクシーを使いたくても使えなくなるかもしれません。国がこんな事を放置していて良いのかと、伊藤岳氏が国会で問題を取り上げました。

伊藤岳氏はタクシー業界で注目されるようになったそうです。運転手さん達も嬉しかったのでしょう。

 

タクシーの運転手さんはタクシー会社の正社員だと思うのですが正社員でこんなにも経費負担しなきゃいけないの?と驚きます。会社側にも人手不足が怖くないのかと、こうまでしないとやっていけない今の世の中なのかと思ってしまいます。

 

 

続いて衆議院議員の塩川鉄也氏のお話です。
 

今、埼玉県内で特別支援の必要なお子さんが増えていて

教室が足らなくなっているそうです。

普通の教室をカーテンで真ん中から仕切って分けたり

図書室の本を廊下に出して図書室を教室にしたりしているそうです。

こんなことになるのは

特別支援学校には

ほかの学校にはかならずある

設置基準が無いからだそうです。

 

埼玉県は県議会で

日本共産党の議席が増えて強くなった結果

基準を作ることができ

図書室のない学校はなくなったそうです。

 

設置基準ができたのは良かったのですが

特別支援の必要なお子さんが増えているのが気になりました。

 

 

 

その後、山下芳生副委員長のお話になりました。。

明朗な大阪弁が、心地よく響きます。

 

昨年末の大軍拡大増税の閣議決定がいかにありえない話で、本来やるべき国会審議や解散総選挙で国民の真を問う。という当たり前のプロセスを無視しているかを力強く語ってくれて、私は「そうそう!やっぱりそうですよね」と共感しまくり頷きまくりました。

 

日本共産党は「解散総選挙をせよ!」と訴えていく方針です。

 

国民の真を問う選挙で共産党が支持されるかどうかは分かりません。
しかし共産党は「反戦平和」の信念を貫くのです。

選挙に勝つためにコロコロと主義主張を変えたりする党とは違うのです。

だから100年続いたのだと思います。

政権与党だろうがなんだろうが「おかしい」と思う所は堂々と批判していく。

 

痛快であります。

 

平和を作るために、東南アジア諸国連合を真似て、話し合いを重ねていく。

 

 

何度も読んだり聞いたり、自分でも訴えてきた事ですが山下副委員長の話に私は結構励まされました。

 

その後も話は続いて

さいたま市の課題点を挙げられ、川口市とほぼ同じで驚くのと悲しいのと、やはり議席を増やさねばならぬ事。党員を増やさねばならぬという話になるのでした。

 

私が党勢拡大の目標が高すぎて無理。と思っていたのを見透かしているのか、過去に岩手県で党員を25%も増やした実績が党の歴史の中にあると言われ、驚きました。

もっとその辺を詳しく分析して教えて欲しかったですね。

 

最後に県議選予定候補者と国会議員達がステージに集まり、客席全員がその場で立って、みんなで勝利のエイエイオーをして終了しました。