9月1日(木)に民商新郷支部の定例会に
9月5日(月)に民商朝日支部の定例会に
参加させてもらいました。
ここでいう「民商さん」というのは「川口民主商工会」のことです。
飲み会じゃなくて、真面目な話し合いの場です。
皆のことも分かるし、知らないことを教えてもらえます。
新郷も朝日も
皆さんの関心はインボイス制度とコロナです。
民商さんはお商売をされている方の団体なので
当然と言えば当然ですね。
もう来年の10月から実施。
これホントにやるの?といいたくなる
「インボイス制度」
消費税を納めていますよーという印に
個別番号が必要になり
申請して取得しないといけないという。
消費税というのはお買い物するたびに払っているアレですが
お商売をしている側はお客さんから受け取った代金についている
消費税分のお金をお上に納めているのです。
売り上げが1000万円以下の業者は
消費税の納税を免除されていました。
昔、消費税を始める時に大反対が起こったので
こういった免除制度が設けられたのです。
はじめのうちは
売り上げ3000万円以下が対象だったのですが
だんだんと対象が狭められていって
来年10月からは誰も免除されなくなるのです。
税金をたくさん取るために・・・
売り上げが1000万円以下でも課税業者になるよって
申請をすればインボイスは発行されます。
そして消費税分を納めることになります。
納める力があるならいいでしょうが
売り上げの10%も収められないわ~という業者は
お取引先の課税業者がその負担を負うことになります。
だから、取引停止。ってことにもなりかねません。
小規模業者が廃業の危機です。
一方で
課税業者もインボイスを持っている相手とだけで
商売が成り立つならまだいいですが
そういうわけにいかない所が殆どだと思います。
細かいところでは
飲み屋さんなど、接待で利用してもらったお客さんに
領収書を求められた際、その領収書にインボイス番号がないと
お客さんはその領収書を持って経費とする事ができないです。
また、飲食店と建設業では違う点もあるそうで
けっこうややこしい。
民商さんは学習会をたびたび開催しています。。
商売やってて分からないことや困ったことがあれば
お近くの民商さんに頼って下さい。
インボイス制度なんてみんな反対しているのです。
定例会に集ったメンバーはもちろん。
私個人も日本共産党もずっと反対してきました。
選挙次第では、今頃こんな制度は無いのですが
選挙に負けて悔しいったら、ありゃしない。
選挙に行っていない人に
生活と政治のつながりを解っていただきたいです。