7月11日に共産党川口市議団と一緒に視察にいきました。

私の初めての視察先となったのは

川口市こども夜間救急診療所」でした。

 

普通の病院の受付時間が終わった後
お子さんの具合が悪くなった時
まず電話をかけて相談する先がこの施設です。
電話で様子見にならなければここに来て
受診して応急処置を受けることが出来ます。

 

 

鳩ヶ谷庁舎の端にあるこの診療所。

診療時間外にお邪魔して

2人の職員の方に資料を渡してもらい

案内してもらいました。
開設して3年目の施設でキレイです。

 

待合室と受付

 

授乳室

 

image

トイレは洋式で個室です。

 

多目的トイレ(誰でもトイレ)

 

嘔吐台 ご丁寧にこんなのがあるのですね。驚きました。

 

2つある診察室の前の待合室

 

診察室と視察団

 

処置室

 

隔離室

 

ここは夜間救急診療所
夜間救急病院ではないので診察(判断)がメインです。
 
医師は持ち回りでいつも違う人ですし
薬の処方は原則一日分ですし
検査は尿検査と血糖の検査までしか設備はないし
コロナの確定診断もできないし
外傷の手当は応急処置までで、点滴もないです。
 
これ以上の処置が必要と判断されれば
他の病院を紹介されます。
喘息など急を要する時に
ここに救急車を呼んだこともあるそうです。
 
できることが少ないってガッカリしないで!
ここができる前は各病院が持ち回りで
夜間救急診療所の役割を担っていたのです。
利用者はどこの病院に電話をすれば良いのかを
毎度調べることになります。
今はここ!という場所があるので迷いません。
 
ここでは毎月300~500件程の電話を受けていて
100~300程の受診者があります。
電話したうちの半分くらいは「受診の必要なし」となっています。
夜間救急病院に行くほどのこともない様子見で良いという
その判断ができるかどうかは大きいと思います。
年々利用者が増えています。
 
まずは電話で相談を!
 
048-299-8770
 
ちなみに受付時間は
平日19:00~22:30
休日17:00~21:30
 
深夜の時間帯は開いていないので、
その場合はやっぱり夜もやっている大きい病院です。
川口市では3つの医療機関が当番で診療しています。
 
 
 
 
川口市こども夜間救急診療所のような施設があるというのは
市に豊かさがある気がして良いと思います。
 
令和3年度には戸田市や蕨市、さいたま市など
市外からの利用者が3.5%いたそうです。
 
視察は1時間ほどで終わりました。
質問し放題に丁寧に答えてくださった職員の方
ありがとうございました!