9月9日の東京新聞に
「きじばと」の廃止について記事が掲載されました。
川口市にある2つの障害者施設「きじばと」(就労支援・生活介護)が
来年の4月に施設を廃止されるということを
今年の6月に知らされて利用者の皆さんが不安がっているという
6月議会の一般質問で私が長文を書いて説明した内容が
新聞記者さんにかかると
スッキリと纏まっていて豊かに分かりやすくなっていて
驚愕しました。
川口市の障害福祉課にも東京新聞が取材があったそうです。
東京新聞には日本女子大の田中恵美子教授のお話も載っていて
多くの先進諸国では、このような理不尽な決定を人権の問題として取り上げ、問題に直面した人たちの訴えを聞き、行政への指導などを行う中立の人権擁護機関が設けられている。しかし、国連の勧告にもかかわらず、日本にはいまだに存在しない。人権を尊重するこうした仕組みを作ることが、障害者をはじめ、すべての市民が暮らしやすい社会を実現する上で重要だ。
これは私の勉強不足で知らなかったので
そうなんだ!と驚きつつグッときました。
行政指導ができる中立の人権擁護機関って
日本中のありとあらゆる所に必要とされていると思います。
人権が擁護されてこその先進国だと思います。
「きじばと」のご家族の方々が繋がっていって
東京新聞に取り上げられたのです。
すごいことだと思います。
6月議会で議案は決議しましたが
来年の4月までに「きじばと」の利用者さんに
新しい施設をマッチングして移行するのは無茶な話なのです。
川口市に、もうちょっと考え直してくださいな、と
訴えていくことは大事です。
新聞に載って多くの人に知ってもらうことは
大きな力添えになります。